ブルー・マウンテン・テロ計画容疑で逮捕

SBS番組を途中で退場したIS支持者

 SBSの討論番組でイスラム国(IS)、またはISISまたはISILの支持者を自称し、形勢不利と見て番組途中で弁護士と共に退場した男が番組後別の容疑で逮捕されていたが、マーチン・プレース籠城事件後の警察の家宅捜索で再度逮捕された。

 男はシュレイマン・ハリド(20)で、連邦警察(AFP)がシドニーの民家などを家宅捜索した結果、AFP建物を標的とする計画やブルー・マウンテンでゲリラ戦を演じる計画などを手書きした数ページの文書を所持しており、テロリズム取締のAFP職員が逮捕したもの。

 この逮捕を報道したフェアファクス系メディアによると、文書は「聖戦」のレトリックが書き連ねられており、情報筋は、「内容はばらばらで異様なもので、明瞭明確なテロリズム実行計画を記したものではない」と語っている。また、ハリド容疑者は警察に対して文書はハリドのものではないと証言している。ハリド容疑者は12月24日にはシドニーの法廷で保釈を拒否されている。また、もう一人の男もテロ関係の管理命令に違反したかどで逮捕されており、やはり保釈請求を却下されている。

 AFPのマイケル・フェラン副長官は、「警察はテロ活動を未然に防ぐことができた」と発表しているが、文書の内容などには触れず、「文書はテロ実施計画を証明するのに十分な内容であり、逮捕起訴もその証拠に基づくものだ。文書には政府関係の建物など標的に関していくらか記述されており、家宅捜索時に押収した他の証拠品と合わせて何らかのテロ実行計画があったことを示している。確かに、テロ実行の特定標的や特定時間については何も書かれていないが、計画があったことは間違いない」と発表している。

 一方、ハリド容疑者のアダム・ホウダ弁護士がシドニーの法廷外で報道陣に向けて、「依頼人は非常に重大な犯罪の嫌疑をかけられている。しかし、官憲は過去に何度も間違いを犯している。今回も私たちが要求するのは、裁判においては証拠のみに基づいて判断され、その結果を尊重されたいということであり、政治家やメディアの意向で裁かれてはならないということだ」と述べている。
■ソース
Sydney terror accused Sulayman Khalid allegedly planned Blue Mountains guerrilla warfare

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