豪人女性、メタンフェタミン所持で逮捕

マレーシアで極刑判決の可能性も

 オーストラリア人女性がマレーシアでメタンフェタミン1.1kg所持の現行犯で逮捕されていることが報道された。マレーシアでは1.1kgは死刑を求刑される量。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 12月7日、4児の母、マリア・エルビラ・ピント・エクスポスト(52)はクアラルンプール空港で1.1kgの白色結晶物を所持しているところを違法薬物所持の容疑で逮捕された。簡裁での審理で検事は、「化学分析報告書によれば、結晶は覚醒剤のメタンフェタミンで、これを密輸しようとしていたとしている。検事側の陳述で簡裁判事は直ちに事件を高裁に移すよう命じた。当局は先には「エクスポストはメタンフェタミン1.5kgを密輸しようとしていた」と発表していたが、今は1.1kgに訂正されている。

 マレーシアでは50g以上の違法薬物所持は有罪になれば法律により死刑判決を言い渡しが義務づけられている。マレーシアの死刑は絞首による。簡裁は死刑が定められている事件を担当することができないため、被告人は罪状認否をしていない。しかし、手錠をかけられて拘置室から引き出されたエクスポスト被告人は、「自分は無実」と語り、3度うなずいてみせた。

 高裁の審理開始はまだ発表されていないが、弁護人はおそらく今年後半から始まるだろうとしており、ムハマド・シャフェー・アブドゥラ弁護士は、「公判で彼女の無罪を証明することができるはず」と語っている。

 エクスポスト被告人の弁護士によれば、「オンライン・ロマンス・サイトにだまされ、アメリカ軍人と称する者と会うために上海に渡ったが、そこで他の者に「バッグをメルボルンに運んで欲しい」と頼まれた。エクスポスト被告人は、バッグの中身は衣類だけだと思っていた、と語っている。しかし、クアラルンプール空港でバッグのコンパートメントに薬物が隠されているのを税関係官が発見した。
■ソース
Australian mother Maria Exposto faces possible death sentence after chemist confirms she was carrying crystal meth in Malaysia

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