TAS、ホタテ貝ダイバー、サメに襲われる

必死の救助むなしく、家族の眼前で

 7月25日朝、TAS州のホバート北東、東海岸でホタテ貝採りのアマチュア・ダイバーが、娘の眼前でホオジロザメと思われるサメに襲われ、必死の救助もむなしく死亡した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 現場は港町トライアバンナに近いラクラン島とマリア島の間の水面で、地元警察の発表によると、「同日午前8時頃、40年代後半のダミアン・ジョンソンさんは20歳代の娘と一緒にトライアバンナからアルミのディンギーで現場水域に来てホタテ貝採りをしていた。娘がディンギーに戻った後、父親がもう少し貝を採るため再び水に潜った。しかし、父親が水面に戻ってこなかったため、不安を感じた娘が水に潜ったところ、父親がサメに襲われているのを目撃した。娘はボートに戻り、発炎筒を焚いて急を知らせるとともに緊急電話をかけた。近くにいた漁師らが発炎信号に気づき、現場に駆けつけた。漁師らはダミアンさんが呼吸用に使っていた空気ホースを引いて引き上げたが、既に致命的な重傷を負っていた。この事故で、被害者の娘や住民に対してトラウマ・カウンセリングが提供されている。

 TAS州ホタテ水産業者協会のジョン・ハモンド氏は、「恐ろしい話だ。当時、事故現場周辺には何人もダイバーが出ていたし、事故現場も浅い水面だ。予想しないところで突然襲われたようだ」と語っている。また、グラモーガン・スプリング・ベイのマイケル・ケント町長は、「その海域はサメの生息は聞いたことがないが、先週から4.5m級のホオジロザメが何度か目撃されている」と述べている。

 また、24日午後にラクラン島近くで潜っていたダニー・スミスさんは、「海底から3mほどのところで肩を叩かれたから、仲間と思って振り返ると4mか5mほどもあるホオジロザメだった。私を襲うつもりはなかったようで、そのまま通り過ぎていった。あわててボートに上がり、大慌てで全員をボートに引き上げた」と語っている。
■ソース
Shark attack claims life of scallop diver off Tasmania’s Maria Island

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