「生徒過激化防止資料」が面白すぎる

アボット政権遺産にツイートが殺到

 トニー・アボット前首相の時期に編集された学校教師用の「生徒過激化防止資料」の内容が、「環境問題やオルタナティブ音楽に関心を持ったところからテロリズムに走るようになる」という内容だというので、この資料集や保守連合政府を揶揄するツイートが殺到している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 9月21日、マイケル・キーナン・テロリズム対策担当大臣がこの32ページの冊子を発表した。この冊子は、高校教師向けに生徒がテロリストになる変化を読み取る資料となるものだが、様々な虚構の例をストーリー化して生徒の過激化の徴候を解説している。

 しかし、伝えられている「例」として、オルタナティブ・ミュージック・シーンや環境運動が過激化を導く力を持っていると主張している。主人公は「カレン」という虚構の女子高生で、「オルタナティブ・ミュージック、学生運動、左翼運動に傾き始め、ついに家族との連絡も途絶えて、伐採機械を使えなくしたり、何度も逮捕される活動をするようになった」としている。

 この資料に対して、豪自然保護財団(ACF)は、「誤解を招く内容で危険でさえある。まるで(右翼シンクタンクの)インスティチュート・オブ・パブリック・アフェアズの者が葉巻をくゆらしながら夢想したような内容だ」と批判している。

 例として環境運動からテロ活動という話になっているが、キーナン大臣は、「この資料は、イスラム国のようなイスラム主義者グループに感化されて過激化する若者が対象だ」と述べている。
■ソース
Radicalisation Awareness Kit: Government’s new booklet for schools links green activism, ‘alternative music’ to terrorism

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