QLDニッケル社債権者、清算を決定

パーマー氏の負債追及に道開

 QLD州の鉱山富豪で連邦議会下院議員を務めているクライブ・パーマー氏の所有するQLDニッケル社は管財人の手に渡っており、4月22日、債権者会議は同社を清算することを決定した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 タウンズビルで開かれた債権者会議には解雇された社員800人も出席し、会社を畳むことを決めたもの。管財人は2週間前に会社清算を勧告しており、「これでパーマー氏の債務を追及することができる」としている。

 社員は総額で7,000万ドル強の債権になるが、そのうち6,000万ドル弱は、会社倒産時に労働者の未払い賃金を補償する連邦の制度から支払われる見込みで、解雇社員の一人は、「これでようやく片付いた。ホッとしている人は多いと思う」と語っている。また、無担保債権者も総額にして1億5,000万ドルに上る。

 しかし、パーマー氏は、「QLDニッケル社を清算しても、タウンズビル付近にあるヤブル精錬所の終わりではない。QLDニッケル社は、ヤブル精錬所に関わっている3企業の1つに過ぎない。QLDニッケル社は管理会社であり、社員を雇い、合弁企業を管理していた。しかし、精錬所を所有していたのは2つの合弁会社だ。その2社が港湾を所有しており、今も操業を続けている」と語っている。

 さらに、「会社を清算しても、私の他の企業から何百万ドルもの金を合法的に回収できるものではない。その見通しは全くないはずだ」と語っている。
■ソース
Clive Palmer’s Queensland Nickel creditors vote to liquidate debt-laden company

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