立ち退き迫られるシドニーのアニマル・シェルターがキャンペーン

年間3,000頭の行き場のないペットの救助と飼い主斡旋

 4月29日、シドニー・ドッグズ&キャッツ・ホームがシドニー市内マーティン・プレイスでアニマル・シェルター支援のキャンペーンを行った。非営利団体のこのアニマル・シェルターはシドニー南部カールトンに借りている建物が再開発のために取り壊されることになっており、立ち退きを迫られており、現在犬、猫がそれぞれ90頭ずつ保護されており、また、もう一つのアニマル・シェルターが閉鎖することになっているため、周辺地方自治体からの問い合わせも増えている。そのため、シェルターを運営している人々は何とかペット動物の保護を続けたいとしている。

 同シェルターは70年間にわたり、年間3,000頭の犬と猫を保護し、新しい飼い主を斡旋してきた。ランドウィック、ボタニー、マリックビルなど9地方自治体から飼い主を失ったペットを引き取り、殺処分をしないことを方針として守ってきた。

 シェルターの募金キャンペーンでこれまでに移転と新センター建設の経費に充てるため100万ドル近い募金を受けてきたが、移転先はまだ確保していない。そのため、マイク・ベアードNSW州首相にも信書を送り、1週間が過ぎている。

 マーティン・プレイスでのキャンペーンで、シェルターは州首相への嘆願書に1万人の署名を集めることを目標としており、これまでに6,000人の署名と募金$4,000を集めている。

 シェルター責任者のクレア・ガースさんは、「州政府とは12か月話し合ってきたが、立ち退きは4週間に迫っており、もうすぐにでも決めなければならない状態になっている」と語っている。一方、ゴスフォードを訪れていたベアード州首相は、「政府としては支援できることがあれば喜んで支援したい。何ができるか検討したい」と語っている。

 ガースさんは、「シドニー南西部のレンベリー・ファームが閉鎖するため、リバプール、フェアフィールド、バンクスタウン、キャムデンまでからも問い合わせが来ている。アニマル・シェルターを運営しようとする人自体が減っている」と語っている。
■ソース
Animal shelter Sydney Dogs and Cats Home steps up campaign to stop closure

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