QLD州最北部ケープ・ヨーク半島の町で住民暴力頻発

学校教師が全員町外に避難し、住民同士が路上で乱闘

 QLD州最北部ケープ・ヨーク半島のカーペンタリア湾に面した町、アウルカンは住民のほとんどが先住民族で占められている。この町で暴力が横行しており、学校長が負傷し、教員も全員が町外に避難した。さらに、先住民族住民同士が路上でケンカし、それを警察官が阻止できないといった不穏な雰囲気が続いている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 学校長が負傷し、教員全員が避難した学校は授業も途絶えており、この地域のリーダー、ノエル・ピアソン誌は、「アウルカンの暴力はQLD州政府にも警告していたのだが」と語っている。また、地域長老のフィリス・ユンカ・ポルタ氏は、路上の衝突についても、「警察はケンカを傍観している。何とかすべきだろう」と語っている。

 また、「このような路上のケンカは迷惑行為として取り締まるべきだ。子供達のすぐそばで大人の女達が取っ組み合いのケンカをするのを目撃しながら警察は何の制止もしようとしない。これが当たり前のように子供達の頭に焼き付くのが怖い」と語っている。

 何か月も前、ユンカポルタ氏はノエル・ピアソン氏ら数人と図ってQLD州政府に、「アウルカンのコミュニティに暴力的雰囲気が一触即発」としている。また、ユンカポルタ氏は、「警察は市民に法律を守らせるためにここにいるはず。何とかしないのか」と語っているが、QLD州警察のポール・テイラー副長官は、「警察は慎重に対応しなければならない。下手にケンカを取り締まれば騒ぎが大きくなる可能性もある。群衆が警察官に向かってくることは何としてでも避けなければならない。警察官がケンカを黙認しているというのは言いがかりだ。警察官がケンカを黙認することは決してありえない」と反論している。

 しかし、アウルカンの長老達は、「そんな言い訳はだめだ。暴力を根絶するために政府が何とかしなければならない」としている。
■ソース
Aurukun elder calls on police to end street fights between locals

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