シドニー、ロックアウト法反対のデモと集会に4,000人

ロック歌手のジミー・バーンズもビデオ・メッセージで応援

 10月9日、ロックアウト法に抗議するデモと集会が開催され、4,000人ほどの人が参加、同法の廃止を求めてシドニー市内を行進した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ロックアウト法抗議は有名なロックバンド、コールド・チズルのリード・ボーカル、ジミー・バーンズさんも支持しており、集会ではビデオ・メッセージを通じて、「ロックアウト法は効果がない」と語った。

 バーンズさんは、「私はシドニーのパブでのライブ演奏を通じてミュージシャンとしてのキャリアを積んだ。しかし、ロックアウト法ができてからはライブハウスの集客が40%落ちている」と語った。また、抗議の集会では、午前1時30分のロックアウトを撤回し、アルコール・テイクアウェイの10時門限を深夜まで延長することを要求した。

 マイク・ベアードNSW州政府は、「見直し報告を検討し、2016年末までに決定したい」と発表している。

 イアン・カリナン元高裁判事の同法見直し作業は、9月に報告書をNSW州政府に提出し、ライブ音楽の店のロックアウト(門限)時刻を緩和することや酒店の営業時間も延長することなどいくつかの勧告を盛り込んでいる。この見直しには1,800件にのぼる一般からの意見書が届いている。

 ラスト・オーダーと閉店時刻を前倒しにするロックアウト法は、キングス・クロスや市内ジョージ・ストリートなどでのアルコールや薬物酩酊による暴力行為で死者が出たことを受けてベアードNSW州政府が導入したもので、151ページの見直し報告書でも、ロックアウト法のおかげでキングス・クロスとジョージ・ストリートの暴力行為を原因とする救急隊出動回数が減り、両地区が安全になったことを認めているが、同時に両地区の賑わいが途絶え、雇用機会にも影響が出たことを認めている。
■ソース
Keep Sydney Open: Thousands attend protest against lockout laws, Jimmy Barnes backs campaign

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