200kgのオットセイ、TAS州の住宅街に現れる

動物救助団体員、麻酔銃で眠らせた上で救助

 12月26日、TAS州ロンセストンの住宅街にオットセイが現れ、民家の駐車場でひと休みした。動物救助団体員がオットセイを麻酔銃で眠らせた後、檻付きのトラックに載せ、州北西部の海岸に放すとのこと。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 このオットセイは体重が約200kgのオス成体。出現したニューステッドの住宅街は最寄りの海からでも50km離れており、ドライブウエーに停めてあった車を乗り越えて駐車場に入ったため、車のフロント・ガラスが割れるなどの被害があった。

 最初に目撃されたのは午前5時45分頃でペンクイット・ロードの道の真ん中に寝っ転がっていた。その後、車2台を乗り越えてドライブウェーの奥に入り込んでうずくまった。

 国立公園野生局の職員が到着するまでの間、警察官がオットセイを取り巻いて立ち入り禁止テープを張った。そのため、同民家の住人が数時間にわたって出るに出られないという騒ぎにもなった。また、車に被害を受けた住人も、「窓ガラスは入れ替えれば済むし、へこみも裏から叩けば治る。古い車だから問題じゃない」と語っており、その辺りでオットセイを見ることは珍しくない。裏手に川があるので、海からはそこを伝って入り込んだのではないか、と語っている。

 野生生物学者のレイチェル・オルダーマンさんは、TAS島の周辺にはオットセイの個体数が多く、今回のような事件は特に繁殖期には珍しくないと語っている。

 このオットセイには「ルーシール」とあだ名がつけられ、麻酔銃で射った後、檻付きの車に載せ、州北西部の海岸で解放された。
■ソース
Australian fur seal weighing 200kg wanders down Tasmanian street, squashes car

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