ニューヨーク州保健局、NY市に伝染病警報

はしかウイルス保菌豪人の立ち回り先関係者に

 2月26日付ABC放送(電子版)は、はしかウイルス保菌者(正しくは無症状病原体保有者とのこと)が2月中旬に6日間ニューヨーク市に滞在し、市内各所を訪れていたことが明らかになったため、ニューヨーク州保健局が伝染病警報を発令したことを報道している。

 はしかウイルスは保菌者が立ち去った後も空気中や物体の表面に2時間程度まで生存することができ、感染者の鼻水やくしゃみなどで噴霧される唾液や粘液に混じって伝染する。

 アメリカ疾病予防管理センターでは、「はしかは伝染力が強く、予防接種を受けていない者が保菌者に近づいた場合、90%の感染率になる」としている。

 この豪人保菌者は2月16日から21日までニューヨーク市に滞在しており、La Quinta Inn、Metropolitan Museum of Art、Watchtower Educational Center、Best Western Hotel、Comfort Inn、Suites Goshen、Excel Urgent Care、Orange Regional Medical Centerなどに立ち寄っており、その時期に上記の施設を訪れた人は感染している可能性がある。

 そのため、予防接種を受けていない者は医者に相談すること。また、感染から10日から12日の潜伏期間を過ぎて、発熱、発疹、咳、結膜炎、鼻汁などの症状が出てきた者も医者に相談するよう呼びかけが出ている。

 アメリカの児童のはしか予防接種率は90%強で、予防接種を受けた者が発症する可能性は低いが、ニューヨーク市の人口密度とオーストラリア人旅行者の訪れる数が多いことを考えると影響は大きい。また、オーストラリアでもメルボルンなどではしかが発生している。
■ソース
New York State Health Department warns Australian tourist carried measles through city

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