慈善団体オプショップ、不要な寄付品処理に苦労

売れない古着、壊れた家電品、ただのゴミなど殺到

 オプショップと呼ばれる慈善団体の運営するリサイクル・ショップには市民から不要になった衣類、食器、家具などが持ち込まれるが持ち込まれる物の中には古着としても商品価値のない質の悪い衣料、壊れた家電製品などに加えて使い古しの使い捨ておむつまである。そのために全国のオプショップで総額1,300万ドルを売れない寄付品の廃棄処分に費やしていると報道されている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 営業時間にオプショップに持ち込むと子供の玩具、あるいはベッドのマットレスのように衛生上問題がある品物は引き取ってくれないが、営業時間外や大型の回収箱に放置されるとオプショップ側で廃棄処分せざるを得ない。

 特に問題になっているのが低品質の流行り物の衣料で、慈善団体側は、「流行衣料の店で衝動買いする前によく考えて欲しい。そういう衣料を埋め立て地に持ち込むだけでも膨大な金がかかっていることを忘れないで欲しい」と嘆いている。

 オプショップ業界団体のNational Association of Charitable Recycling Organisations (NACRO) では、「友達に貸せない品物、友達にあげられない品物なら寄付にも値しないと思って欲しい」と語っている。

 オプショップで不要な寄付品廃棄のために費やす額は年間1,300万ドルにものぼり、それだけの金が、困窮世帯への食料援助、宿泊所、精神障害者援助などのための慈善団体活動資金から削られることになる。また、重量にして年間6万トンの不要寄付品が埋め立て地に送られている。
■ソース
Charities spending millions cleaning up fast fashion graveyard

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