海水浴シーズンを前に海外観光客の水難事故

QLD州では観光客向けの情宣の重要性検討

 QLD州では10月末の3日間に海外からの観光客4人が水難事故で死亡しており、これまでの水辺の安全情報が適切かどうかが問題になり始めている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 10月29日にはマッカイの北、エアリー・ビーチのラグーンで男性とその5歳の男児がおぼれている。また、フィツロイ・アイランド、ポート・ダグラスでもそれぞれ観光客が水難事故で亡くなっている。報告によればQLD州では水難死亡事故は9%上昇している。

 死亡事故は検視法廷に回されているが、観光当局の観光客に向けた水辺の安全情宣が十分だったかが問われている。

 29日の事故は30歳の中国観光客の親子で家族の女性の面前でラグーンの深みにはまっておぼれており、数分間は誰も気がつかなかった。その2日前にはフィツロイ・アイランドでシュノーケル潜水をしていた70代のフランス人観光客がおぼれている。

 オーストラリア・ロイヤル・ライフ・セービング協会(RLSSA)のエイミー・ピーデン全国調査方針部長は、「我が国の水遊びに伴う危険について観光客にもっと周知徹底すべきではないか」と語っている。

 しかし、QLD州観光産業協議会のダニエル・グシュウィンドCEOは、「メッセージをくまなく伝えるというのは難しい。ホリデーの予約をするという時に旅先でのリスクを知りたいとは思わないのが普通ではないか。水辺の安全を呼びかけるタイミングをつかむというのはやさしいことではない」と反論している。

 オーストラリア国内の水死事故の概要: 74%が男性で、24%が65歳以上、事故の23%が大小の河川で起きており、16%は水に転落しておぼれている。また、13%はボートに乗っていて、事故になっている。

 QLD州ロイヤル・ライフセービング協会のポール・バリー氏は、「この土地に慣れていない人はとりわけ助けを必要としている。特に観光地のラグーンで観光客が2人溺死しているというのはよく考えなければならないことだ」と語っている。
■ソース
Questions raised over water safety information given to Queensland tourists after four drown in three days

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