「襲われた男性2人には小さいボートは危険と警告した」

NTで起きたワニの襲撃と溺死事件で地元遊漁団体会長

 5月17日、北部準州のダーウィンに近いソルトウォーター・アームで小型のアルミボートでカニ釣りをしていた男性2人がワニに襲われ、1人が溺死、1人が3時間にわたってワニの襲撃をかわし続けて救出された。この事件の検視法廷で、地元遊漁団体の会長は、「2人にはボートが小さすぎて危険だという警告をしておいた」と証言している。

 ABC放送が伝えた。

 亡くなったのはノエル・ラメージさん、3時間にわたってワニの襲撃を交わしたのは友人のレイ・マカンバーさん。2人はいずれもVIC州ベンディゴ在住で、3.2mのアルミボートを車に積んで旅行中に、現場にボートを浮かべ釣りをしていた。

 地元の人の証言でも、ワニは小さなボートに体当たりして転覆させ、人間を襲うことがある。マカンバーさんは転覆したアルミボートの上に乗ることができたが、ラメージさんはボートの内側に閉じ込められて溺死したとされている。マカンバーさんは、手近に浮かんでいた工具や点火プラグをワニに投げつけるなどして、3時間にわたって襲撃をかわし続けていた。

 NTの遊漁団体Amateur Fishermen’s Association of the Northern Territory (AFANT)のトリスタン・スローンCEOは、「5月14日に2人に出会ったので、車に積める程度の小型のボートではワニに体当たりされれば簡単に転覆する。危険だから水場には近寄らないようにと警告しておいた」と証言した。

 ABCダーウィンの取材に対して、スローンCEOは、「ワニはボートに積んであるエサに誘われてボートにのしかかってくる。カニ釣りの壺からエサをあさっている時に邪魔しようとするとワニも攻撃的になる」と証言している。(Ratei)
■ソース
Crocodile attack: Dead fisherman Noel Ramage and friend were warned about danger of small boat

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