「可愛いカンガルー」が、サイクリング女性2人に飛びけり攻撃

南オーストラリア州、1人が胸に打撃受け、肋骨、脚、胸負傷

 5月30日、南オーストラリア(SA)州のクレア・バレーでサイクリングをしていた2人の女性をカンガルーが襲い、1人は胸を蹴られ、移植のシリコンが破裂、アデレードの病院で手術を受けることになる。もう1人の女性も軽い傷を負った。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 SA州アデレードの北150kmほどの地域のクレア・バレーはワイナリーが点在し、古い鉄道線路跡をサイクリングとハイキングのコース、「リースリング・トレール」として開放している。地元の女性、シャロン・ハインリッヒさん(45)は、友人のヘレン・ソルターさんとリースリング・トレールでサイクリングを楽しんでいた。

 ハインリッヒさんは、そこに、路肩の堤から「可愛い」オスのカンガルーが飛び降りて来て、女性2人を攻撃したと証言している。ABCアデレードに語ったところによれば、「カンガルーは2人より50cmほど高い土手にいた。初めは可愛いカンガルーだと思ったけれど。とんでもないことをしてくれた。カンガルーは飛び降りると、自転車を蹴飛ばし、私を蹴った。その上でヘレンに襲いかかり、そのまま逃げ去った。カンガルーは私の左側を蹴り、私が倒れたため、カンガルーもヘレンの上にのしかかった」と語っている。

 身長163cmのハインリッヒさんは、「カンガルーは自分よりずっと背が高かった。脚がひどい状態だし、肋骨3本にひびが入り、擦り傷もある。それから胸のシリコンも破れている」と語った。一方、ソルターさんは、脳しんとうとむち打ちになっている。

 ハインリッヒさんは6月2日にアデレードに移送され、手術を受けるが、「インプラントはシリコンと食塩水で、食塩水の方は体から出ていくけれど、シリコンは固まっているし、肋骨のひびのところにとどまっているからひどく痛む。怖いし、痛いのもごめんだけれど、結局、前向きにいかなければね」と語っている。

 また、「こんなことがあっても、リースリング・トレールに行くのをやめないでほしい。とてもきれいなところなんだから。カンガルーが出てくるまでは」と語っている。
■ソース
Kangaroo ruptures woman’s breast implants during attack in Clare Valley

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る