20年前の若妻殺害遺棄容疑の夫に有罪の評決

おとりの警察官がようやく告白引き出し、起訴に

 1997年9月、南部海岸の警察に匿名の男性の声で通報があり、警察がセブン・マイル・ビーチの砂丘を捜索、行方不明だった二児の母親(18)が浅く掘った砂に埋められていた。

 この事件で容疑者の夫(47)が事件から20年を経て、8週間の公判の後、陪審団は1日に満たない評議で有罪の評決を出した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 夫の容疑がもっとも濃いまま捜査は難航していたが、おとりの警察官が夫の生々しい告白を引き出し、録音することに成功した。その告白を基にして証拠固めが進み、2013年にようやく起訴に踏み切った。

 1997年8月13日、スティーブ・フィーサスが、妻のジョディが行方不明と警察に届けた。そのまま捜査は進まなかったが、匿名の男性の声で通報があり、9月14日になって砂丘に埋められているジョディさんの遺体が発見された。行方不明の前に友人がスティーブとジョディさんの口論を目撃していた。

 フィーサスは終始無実を主張していたが、検事は、被告人は口論の挙げ句にジョディさんの首を絞め、ビーチに運んで埋めたと主張していた。公判では、2013年7月8日におとり警官とフィーサスの会話の録音が初めて公開された。フィーサス被告人は、「録音された会話で真実を話さなかった。プレッシャーででまかせを言っただけ」と主張していた。

 ジョディさんの母親、ゲイ・ウィリアムズさんは、「判決で娘が生き返るわけではないが、司法制度がようやく機能して家族にとってはようやく安堵できた」と語っている。

 裁判でグレッグ・スミス検事は、「スティーブとジョディさんの結婚生活は崩壊しており、不幸で、時には暴力を伴った。ジョディさんは友人に、スティーブは浮気しているのだと思う。別れたいともらしていた。1997年8月11日に2人は激しい口論をしており、翌12日、口論を目撃した友人が心配になってフィーサス宅を訪れたところ、フィーサスは、妻が行方をくらましたと語った。しかし、その日、被告人のかけた電話先はピッツァ・ワールドと浮気相手と見なされる女性だけで、妻の家族にも警察にも連絡していない」と陳述している。

 事件後2週間も経たない8月25日、フィーサスは、2人の子供の扶養に単親年金を受けられるかどうかを調べており、申し込みの書類に記入する際に、「配偶者生存か」という質問に対して、その段階で生死不明であり、「yes」と答えるはずのところを一旦は「no」と答え、受付た担当者に質問され、「yes」と訂正している。

 公判は、2015年には陪審団が多数決でも評決できず、陪審員全員が解任され、公判がやり直された。2度目の公判は最初の週に被告人が病気になり、手術を受けるため、公判中止になった。

 量刑は12月15日に言い渡される。
■ソース
Steve Fesus found guilty of wife Jodie Fesus’ murder, burying her on Seven Mile Beach

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