ハンター地域でまた熱気球不時着11人負傷

今年2回同じ観光気球会社、緊急通報せず

 3月30日朝、ハンター・バレー地域で熱気球が緊急着陸し、乗っていた11人が負傷したが、事故後、観光熱気球会社はトリプル・ゼロ(000)の緊急番号に通報しておらず、警察と救急隊は会社の態度を批判している。この会社は今年1月にも熱気球が不時着し、乗客が投げ出されて4人が負傷している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 警察では、「気球は観光地のポコルビンの町に着陸しようとして立木にぶつかり、不時着した。当時バスケットには24人が乗っていたと思われる」と発表している。

 同日午前8時頃、バルーン・サファリス社の熱気球がマクドナルズ・ロードに不時着、負傷した9人が個人の車でセスノック病院に運ばれた後、病院側から警察や救急隊に連絡があり、双方が事故を初めて知った。警察が現場に出動した時には気球はすでに現場から運び去られた後だった。

 ハンター・バレー警察管区のロブ・ポスト警部補は、「会社が事故の際にどのような手続きを定めているのか知らないが、事故があり、負傷者が出ればまずトリプル・ゼロに通報するのがコモンセンスというものだろう」と語っている。

 さらに、「遅れて到着した警察官が現場検証をしたが、まだパイロットや経営者の事情聴取は行っていない」と語り、事故の気球を現場にとどめておくべきだったのかという質問に対して、「その通りだ」と語ったが、事故を通報しなかったことに対して刑事訴追する意図はないことを明らかにしている。

 救急隊は、「負傷者は7歳から38歳まで。骨折もあり、脊髄損傷の疑いのある2人はジョン・ハンター病院に運ばれた。他に負傷者はいないか確認のため、事故後、現場に出動した。事故の状況を考えれば、現場をそのまま保存し、救急車を呼んで負傷者の状態をその場で適切に評価、トリアージするべきだった」と、現場から証拠品や負傷者を運び去った会社の行為を批判している。

 バルーン・サファリス社はバルーン・アロフト社の所有で、アロフト社は国内でもっとも経験豊富な熱気球会社と称している。
■ソース
Hot air balloon company criticised by police for not calling triple-0 after crash that injured 11

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