3歳男児失踪事件で警察再び周辺森林捜索

2014年、自宅の庭から突然姿を消したま

 NSW州中北部海岸地域のケンドールで里親の祖母の自宅前庭で遊んでいたウィリアム・ティレルちゃん(当時3)が忽然と姿を消した。それ以来、警察は何度も周辺地域を捜索し、大勢の容疑者の名前が浮かび上がったがいずれも容疑は晴れている。

 6月12日、警察は再び祖母の自宅周辺の森林の捜索を始めると発表し、今度の新規捜索で何らかの手がかりが得られるものと期待している。

 13日から始まった捜索は警察官が一列横隊で地面をしらみつぶしにかき分けていく方法を取っており、ケンドール地区の森林を4週間かけて捜索する予定だが、なぜ今回の大がかりな作戦に至ったのかははっきりしていない。ただし、警察はこれで一挙に捜査が進展するとか遺体が見つかるとは考えておらず、初動捜査時の捜索と今回の捜索では捜索の態度に違いがあるとして、初動捜査ではウィリアム君の発見のみを考えており、だれか人間が地面を引っかき回した痕跡に注意していなかった、ことを明らかにしている。

 初回の捜索は10日間かけて行われ、何百人もの住民、緊急救援局局員らがウィリアムちゃんを探して森林、小川、牧場などを捜索し、ウィリアムちゃんの失踪にかかわるようなものは何一つ発見されなかった。

 また、初動捜査ではウィリアムちゃんが一人でどこかにさまよい出たものと考えられていたが、後に警察は、ウィリアムちゃんが誘拐されたものと確信するようになった。失踪当時、ウィリアムちゃんはケンドール州営林とはベナルーン・ドライブで隔てられた祖母の家の前庭で姉妹と遊んでいた。

 さらに2015年にはそこから20km離れたボニー・ヒルズの森林も捜索したがウィリアムちゃんの痕跡もなかった。その後の捜査で、ウィリアムちゃんが誘拐された地区ではペドファイル・グループが活動しているという通報があり、その筋を追う捜査も進められたが何の成果も得られなかった。

 また、ウィリアムちゃん失踪事件では事件解決の直接的手がかりを通報した者に対して100万ドルというNSW州では初めての巨額の報酬も提示された。
■ソース
William Tyrrell search returns to where it started in town of Kendall

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