NZマウント・クックで豪人登山家遭難

気象急変で失踪、強風で捜索難航

 シドニーの医師とドイツ人親子の3人がニュージーランド南島にある同国最高峰アオラキ(マウント・クック)登山に出かけ、12月29日にその姿が確認された後、気象が急変、3人の消息が途絶えた。1月2日も強風が吹き、捜索が難航している。

 医師はマイケル・ビショップさん(53)、ドイツ人はヨハン、ラファエルのビーレーナー父子で、月曜日にリンダ氷河で姿が目撃されている。その後、まったく消息が途絶えており、空からの捜索でも人の姿もテントなどの影もない。

 地元警察では、3人はすでに死亡していると見ており、今後は遺体の捜索を続けるとしている。3人はクレバスに落ちた可能性も考えられている。また、ドイツ人父子は遭難時に位置を知らせる電波を発信する「ロケ-ター・ビーコン」を携帯しておらず、ビショップ医師がビーコンを携帯していたかどうかも不明。地元レンジャーのレイ・ベルリンガーさんは、「ビーコンがあっても助からない場合もあるがそれでも携帯するのが賢明」と語っている。

 アオラキは富士山より少し低い万年雪と氷河の山で、昨年もオーストラリア人登山家が死亡している。3人は登頂を目指していたが、ビショップ医師の息子ジョシュアさんによると、3人は夜営の装備を携帯しておらず、「山で悲劇に見舞われた可能性が強い」と語っている。ビショップ医師の所属するキリスト教系慈善団体「アセント・トゥ・ライフ」はフェースブックを通じて3人のために祈るよう呼びかけている。
■ソース
Strong winds hamper search for missing climbers on New Zealand’s Mount Cook

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る