QLD、警察、誤って南米産王蛇放す

GCで、豪在来種ニシキヘビと誤り

 QLD州警察がサーファーズ・パラダイスで捕獲した南米産の王蛇(ブラジル・ボア)をオーストラリア在来種のニシキヘビ、パイソンと誤り、野生に放した。どちらも無毒で人間には危害を加えないが、王蛇は地域の爬虫類を絶滅させる他、猫や小型犬を呑み込むこともする。警察では王蛇を捜索している。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 事件が起きたのは3月26日で、サーファーズ・パラダイスのエスプラネードで歩道の並木の下に大きなヘビがいるとの市民の通報で警察が出動した。捕獲した警察官が蛇をサウスポート・スピットに運び、林に放した。しかし、バイオセキュリティQLDの係官が写真を分析し、「蛇は無害なオーストラリア在来種のパイソンではない」と判定し、ふたたび王蛇捜索が始められた。

 問題の蛇は2mの南米産王蛇(ボア・コンストリクター、ブラジル・ボア)と判定されており、他の爬虫類やペットの小動物を捕まえて食べる。ゴールド・コーストの蛇獲り、トニー・ハリソン氏は、「爬虫類を根絶やしにする可能性もある。猫や犬を食べることでも知られている。州政府から捕獲するよう言われている。政府は蛇を安楽死させるということだ。しかし、世間にはこういう蛇を輸入し、大きくなりすぎて始末に困ると自然に捨てる人がいて腹が立つ。こういう移入種の動物はいろんな病原体を持っているのに」と語っている。

 また、バイオセキュリティQLDもゴールド・コースト市役所と協力して問題の蛇を探しており、スポークスマンは、「出動した警察官は、蛇が居合わせた人々に向かって動き始めたのでシートを使って捕獲し、スピットに放したと語っている」と述べている。
■ソース
Queensland police mistakenly release South American boa constrictor on Gold Coast

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