今年末はラ・ニーニャが広がるが奥地には届かず

50%の確率で大陸東海岸は多雨の気候に

 気象庁(BoM)は、今年末の気候は例年の2倍の50%という確率でラ・ニーニャが現れると予報している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 10月24日、BoMのエル・ニーニョ南方振動指数(ENSO)まとめが発表された、「ラ・ニーニャ・ウォッチ」を宣言した。ラ・ニーニャはENSOの一つの相で、QLD州、大陸東部諸州で降水量が大きくなる傾向がある。ただし、今夏に平均以上の降水量があるかどうかについて言及していない。

 BoMは、「ただし、これからの春から夏にかけては少なくとも現状では太平洋からのラ・ニーニャの兆候に対してインド洋は反対の動きを示している。そのため、例年以上の降水量があるかどうかについてあくまでも確率としては50%程度となっている。そのため、過去のラ・ニーニャほどの大雨にはならない模様。

 さらに、ラ・ニーニャはオーストラリア南東部では温暖な気温をもたらすが、QLD州では逆に雲が多くなるため、気温はやや下がる。また、サイクロンの数も増えるのが普通だが、今年はすでに予報されているように10個から13個どまりとなる見込み。

 BoMでは、「今年のラ・ニーニャは2010年から12年にかけてのラ・ニーニャとは少し異なる。以前のラ・ニーニャは強く、周辺の気圧配置も手伝って、オーストラリアの観測史上最高の降水量になった。

 結局、「今年のラ・ニーニャは弱く、しかも寿命も短いようだ。他の指標はほぼどっちつかずの数値を示している」と発表している。

 ラ・ニーニャは「ウォッチ」状態で現実にはまだ出現していない。そのため、高気温が続いており、土壌も植物も枯れて乾燥している。ブッシュファイアの危険は依然として高い。さらに、今年の夏は例年より多雨の可能性もあるが、さらに感想が進むことも考えられる。24日のまとめではどうなるか決定的なことはまだ明らかになっていない。
■ソース
La Nina watch declared by Bureau of Meteorology but widespread rainfall not on the outlook

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