オーストラリア国防軍軍用車にカギ十字旗掲げる

2007年アフガニスタンで、写真をABC放送が入手

 ABC放送が入手した写真で、2007年8月にアフガニスタンで作戦中のオーストラリア国防軍の軍用車にナチのカギ十字の旗が掲げられていることが示された。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 また、ABC放送は、国防軍関係者の2つの筋から、カギ十字の旗をアフガニスタンに持ち込んだ豪軍兵士1人が突き止められている。

 また、ABC放送ジャーナリストは同じ旗のもう1枚の写真も見ており、その他にもアフガニスタン領内でカギ十字の旗が掲げられた写真が豪軍兵士の間に出回っていると推定している。

 2007年にアフガニスタンでその旗が掲げられたことを知っている豪軍関係者は、「あれはネオナチの表示ではなく、ちょっとひねくれた冗談だった。旗はしばらくの間掲げられていた」と証言している。

 国防省広報担当官は、「国防省も国防軍もこの旗が象徴するものをすべて忌まわしいものとして排除する。旗そのものもその旗を掲げることも国防軍の理念に反する。2007年にその旗が軍用車に掲げられているのに気づいた指揮官が直ちに取り除くよう指示した。また、実行者は直ちに訓告を受け、その後もカウンセリングを受けた」と発表している。

 先週もABC放送は、豪軍特殊部隊が2012年9月にダルワン村で作戦中に非武装のアフガニスタン男性を殺害したとの情報を公表している。

 この情報は、2016年に軍内部で行われた調査の報告書を基にしており、当時、アフガニスタン駐屯の豪軍内で規律の乱れが広がっていたにもかかわらず特殊作戦指揮官がそれを無視し、リーダーシップの弱体化から軍隊風土の問題が拡大していった、と述べている。

 そのため、2018年初め、アンガス・キャンベル豪軍司令官が軍紀引き締めを図り、スパルタ戦士や死神、ドクロなど、死を暗示するデザインの使用を禁止している。
■ソース
Nazi swastika flag flown on Australian Defence vehicle in Afghanistan

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