「開発業者の自治体議員禁止を」

オーバーン副市長問題で労働党が提案

 サリム・メハジェ・オーバーン副市長は、オーバーン市域に複数の不動産開発物件を所有し、開発にからんで利害の抵触が疑われながら、バリー・オファレル前NSW州政府の法改定で開発業者が市議会議員として、自分の利害関係のある開発に対して直接投票することはできないが、環境基準など間接的に経済的利益を受ける政策に投票はできる。8月24日、ルーク・フォーリー州議会労働党党首は、「開発業者が地方自治体議員になることを禁止しなければならない」と発言した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 労働党は州政権期に労働党を含めた議員が開発業者と癒着していたスキャンダルが続発したため、開発業者の政治献金を禁止する法案を通過させた。しかし、オファレル保守連合政権になると不動産開発迅速化を狙い、不動産開発業者が地方自治体議員として不動産関係政策に投票することを認める法改定を行った。

 フォーリー党首は、「一般市民は、不動産開発業者や不動産代理業者が議員になり、自分たちに経済的利益をもたらす政策に投票できるという現制度をまったく理屈に合わないと考えるはずだ。この茶番を早く終わらせなければならない」と語っている。

 労働党は、開発業者を労働党公認議会候補に立つことを禁止しており、フォーリー党首は、「地方議会議員を務める不動産業者が善意で議員を務めていると思うか? 議員になると経済的利益を得ることができると考えている者がいないだろうか」と語った。

 NSW州政府のポール・トゥール自治相は、先に、「オーバーンのスキャンダルは、NSW州の地方自治体の根本的な改革を必要としていることを証明した」と発表している。

 サリー・ベッツ・ウエバリー自由党市長は、「フォーリー氏の提案は必要ない。議会の利害の抵触を避ける措置は行われている。ウエバリー市議会では議員は開発申請に投票しないため、問題も起こらない」と発言している。
■ソース
lopers from running for NSW local councils, says Luke Foley amid Salim Mehajer controversy http://www.abc.net.au/news/2015-08-24/ban-developers-from-running-for-nsw-council-labor-says/6719344″>Ban deve

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