「オーストラリア・ムスリム党」結成

「ムスリムの声反映で過激派対策」

 11月16日、シドニー首都圏西部で「オーストラリア・ムスリム党」結成が発表された。同党創設者は、「2016年連邦総選挙には上院に議員を送り込みたい」と語っている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 創設したのは同地域在住のディアア・モハメド氏で、連邦上院選挙投票用紙に党名を載せることのできる、「党員が500人を超えていること」という条件を満たせる自信はあるとしている。ABCラジオ番組に出演したモハメド氏は、「ムスリムの声が聞こえてこないという批判があったことから、国政にムスリム・コミュニティの意見発表する場を作りたいと考えた。ムスリムの声がオーストラリア社会に届かないとしたら、その原因は、ムスリム市民が意見をいうことを知らないか、ムスリム市民の団結が弱いかではないか。党がムスリムの考えを国政の場で発表する機会を作りたい」と語っている。

 また、パリの同時多発襲撃事件直後というタイミングについては、「支持者と日取りを変えることも話し合った。今回とりあえず中止ということにするつもりだったが、よく考えてみた。パリの事件以来質問を受けることも増えている」と語っている。。

 また、党設立の動機の一つとして、反イスラム的な政治活動が増えていることもあるとして、「これまでに反イスラム綱領の党が4つか5つできており、それに対抗する政治組織が必要だと考えた」と語っている。

 そのような反イスラム主義政党に、タウンズビルのキム・ブガ氏の設立した「オーストラリアを愛するか出て行くか」党がある。SBSテレビの難民問題番組で反イスラムの気炎を吐いた女性で、やはり、500人を目標に党員登録を集めており、2016年連邦選挙で上院議席を狙っている。
■ソース
Australian Muslim Party: Sydney man Diaa Mohamed launches new political group with sights set on Senate seats

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る