ナタリ党首、緑の党の政策に反する発言

「遺伝子組換え作物有害の根拠なし」

 1月7日、リチャード・ディ・ナタリ緑の党連邦党首が、「遺伝子組み換え(GM)作物が人間の健康に害があるという説は信じられない」として、緑の党の政策と食い違う発言をしたことが報じられている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 緑の党は、政策として、「農業生態系や人間の健康に大きな害をもたらす」として、GM作物の使用には反対してきた。しかし、ABC放送のインタビューに答えて、ディ・ナタリ上院議員は、「GM作物が人間の健康に害があるという確固とした証拠はない。これまでに発表された人間の健康に関する文献では、幅広い範囲で健康に著しい害があるという証拠は一つも挙げられていない。むしろ、GM作物のもっと大きな問題は知的財産権の問題だ」と発言した。ただし、ディ・ナタリ党首も、GM作物に反対という原則は変えていない。

 また、「本当の問題は技術そのものではなく、その利用のされ方だ。私は医療専門家として、思想的にとかイデオロギー的にテクノロジーに反対することはしない。農家が非GM作物を栽培したければそれができるということを保証しなければならない。除草剤や殺虫剤の使用量を増やすことを前提としてこのGM技術を使うことがないようにしなければならない。そういうことはいい農地経営とは言えない」と語り、「議論するならその方向で議論すべきではないか」としている。
■ソース
Richard Di Natale breaks with Greens’ policy on genetically modified crops, says argument lacks evidence

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る