2016年5月予算案、今夜発表を控え、小出しに明らかに

所得減税は上位4分の1だけが対象、タバコ税率引き上げ

 今年の5月予算案発表は、重要法案が上院で否決された場合に二重解散総選挙に持ち込むことも視野に入れ、1週間前倒しの5月3日夜に予定されている。すでに内容の一部が漏洩され、また政府が小出しに発表してきた。教育予算はゴンスキ学校予算配分をかなり下回る額になっている。また所得減税を受けられるのは年所得8万ドルの上位4分の1だけ、ネガティブ・ギアリングには手をつけないなどが確定している。また、5月3日にはタバコ税率引き上げが伝えられている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 今夜のスコット・モリソン財相の予算案で今年の選挙戦の行方がある程度決まることになる。政府は、雇用創出と経済成長促進のために新規の建設的な計画を組み込んでいるとしているが、一方で野党労働党が打ち出したタバコ税引き上げを採用している。

 マシアス・コーマン金融相は、「2020年までの4年間、タバコ税を年間12.5%引き上げる」としているが、「労働党の計画では財政に200億ドルの赤字ができる。我々も労働党が先に発表していたタバコ税引き上げを採用するが、労働党の案の数字は間違っている」と語っている。

 労働党はタバコ税引き上げで今後10年間で480億ドル近い税収増としているが、財務省の文書によれば、労働党の案では280億ドルを少し超える程度にしかならないとしている。

 コーマン金融相は、「労働党が金の管理の仕方も知らないことを示すものだ」と語っているが、労働党のジェニー・マクリン影の家族問題相は、「労働党のタバコ税引き上げ政策案のコスト計算は、中立の議会予算局が行ったものだ」と反論しており、また、クリス・ボウエン影の財相は、「コーマン金融相は、政府が労働党の政策案を採用する恥をごまかすために意図して数字を漏洩している。予算案が喫煙率の新規モデルを明らかにしているなら、我々も財政節約額を更新する用意がある」と反論している。
■ソース
Budget 2016: Tobacco excise hike confirmed as Scott Morrison prepares to deliver election budget

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