NSW州自由党、2011年選挙前に巨額の違法献金

選挙管理委員会の調査で開発業者の献金発覚

 連邦政界は保守連合、労働党双方が中国政府直結の中国企業から政治献金を受け取っていたことが明らかになり、外国人の政治献金を禁じるかどうかで話が進んでいる。一方、NSW州自由党はいくつかのトンネル団体を設立して政治献金の経路を追跡困難にしているとの指摘がされていた。事実、具体的に連邦自由党大臣の名前を挙げて違法献金を受けていたと報道したメディアが大臣から訴えられる事件も起きている。しかし、今度はNSW州選挙管理委員会が、NSW州自由党は2011年選挙の前に不動産開発業者から違法献金を受けていたことを突き止めた。NSW州法では不動産開発業者の政治献金を禁じている。しかし、連邦法にはその規制がないため問題を複雑にしている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 州自由党は選挙前の資金として不動産開発業者らから60万ドル近い政治献金を受け取っていたことが明らかにされた。ただし、同党が申告漏れの政治献金を申告し、同党がその違法政治献金を2011年州議会選挙の資金に消費したことが判明したため、選挙管理委員会は、同党への選挙その他合わせて440万ドルの交付を凍結したことを明らかにしている。

 また、NSW州の腐敗摘発独立調査委員会(ICAC)は、NSW州自由党政治家の何人かが選挙資金として消費し、キャンベラ登録のトンネル団体、Free Enterprise Foundationを使って不動産開発業者からの政治献金を選挙資金として動かしていたことを突き止めている。
■ソース
NSW Liberal party received almost $600,000 in unlawful donations before 2011 election, Electoral Commission finds

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る