「オーストラリアとの同盟関係を尊重し、継続する」

タンブル、トランプ大統領当選者に電話で祝福

 11月8日のアメリカの大統領選で劣勢を伝えられていたドナルド・トランプ共和党候補が当選し、一夜明けた10日、どこでも今後のアメリカ政府の政策をうかがう様子が伝えられている。マルコム・タンブル連邦首相は、電話でトランプ大統領当選者と電話で話し、祝福の意を伝えた。会話はフランクで、前向きかつ実務的なものだったと伝えている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 10日(豪東部時間)の朝、タンブル首相は、連邦議会執務室からトランプ次期大統領に電話し、「今後ともアメリカがオーストラリア周辺地域に駐留することを望んでおり、次期大統領の確約を求めた。アメリカがこの地域に存在感を示すことは、地域の平和と安定に不可欠であり、そのために過去40年間のめざましい経済成長が可能になったということで考えが一致した。アメリカは今後もアジア太平洋地域に影響を持ち続けることがアメリカの国益にもかなうことを信じている。その意志は今後も続くことと信じている」と述べた。

 国家安全保障問題専門家は、トランプ氏のアメリカ孤立主義がこの地域の不安定につながると警告を発してきており、豪国立大学(ANU)国家安全保障カレッジのロリー・メドカーフ教授は、「オーストラリアは自力に頼る国家安全保障体制を編成しなければならなくなる」と述べた。

 タンブル首相は、米豪同盟がオーストラリアの国家安全保障の礎だとして、「トランプ氏もそのことはよく理解している。両国の同盟関係は今後もしっかりと続く」と語った。

 また、トランプ氏が、「テロリズムとの戦いや広く両国関係について今後も協議したい」と語ったと述べている。
■ソース
Malcolm Turnbull speaks to Donald Trump, says president-elect ‘appreciates and honours’ Australian alliance

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