期中経済財政見通しで財政赤字100億ドル増加

賃金上昇停滞、企業利益減少で税収大幅減

 連邦政府財相が発表した期中経済財政見通し(MYEFO)は、今後財政赤字が100億ドル増える見通しを明らかにしている。原因として賃金上昇率が低迷していることと企業利益が減少していることで税収減になっていることを挙げている。しかし、2021年度には財政黒字に転じるとしている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 主な項目としては、以下の通り。

・今年度には財政赤字が6億ドル減り、365億ドルになっている
・向こう4年間の見積もりでは財政赤字が100億ドル以上膨れあがる
・経済産出量に対する負債総額は2019年度に19%でピークに達し、2021年度までには財政黒字に転じる
・実質経済成長率見通しはわずかに下方修正された
・地下資源価格が依然として最大の不安定要因になっている
・選挙前の財政中間報告以来でも税収が37億ドル下がっている
・今後4年間でも税収が当初の予想を307億ドル下回る
・主要資源価格が持ち直しているにもかかわらず、税収は下がっている
・賃金上昇率が低迷していることと非鉱業企業の利益が伸び悩んでいることが税収減につながっている
・その他、緑化部隊プログラムを廃止し、2億2,400万ドルの予算節減につながっている
・諸派無所属議員などの追加職員人件費が今後4年間で358億ドルに達する
など。


 また、大手格付け会社3社は、オーストラリアの信用度格付けのAAAを格下げしないことを明らかにした。

ソースMYEFO: Deficit to increase by more than $10 billion

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