SW州政府、セーフ・スクール・プログラム終了に

性の多様性を認め、差別のない学校推進

 男女同性愛、性転換者、その他様々な性のあり方を認め、イジメのない学校生活を導く教育プログラムとして計画された「セーフ・スクール・プログラム」は保守派から強い抵抗を受け、議論を呼んだ。また、その後のプログラム実施も難航しているが、4月16日にはNSW州政府が、「2017年6月の連邦政府プログラム資金の打ち切りをもって、同プログラムを終了する。その後、公立学校では新しく幅広いイジメ防止教育戦略を実施する」と発表した。
 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ロブ・ストークス教育相の発表で、「教育省職員が新しいイジメ防止教育計画を編成しており、2017年7月から各学校で実施できるように手配する。セーフ・スクール・プログラムの資金と監督を行っている連邦政府は、7月からこのプログラムの資金を交付しないと通告してきた。プログラムは終了するが、LGBTQI生徒に対する支援は継続する。NSW州立学校では、体重過剰、ゲイ、肌の色あるいはどんな理由であろうとイジメを許容しない。生徒にとっても保護者にとっても学校は安全な場所だと期待している。NSW州ではその期待が満たされなければならない。NSW州の学校で生徒が何らかの理由で苦しんでいるなら、生徒には支援が必要であり、NSW州立学校では生徒はその支援を受けることができる」と語っている。

 VIC州の労働党政権とACTの労働党自治政府は2017年6月以降も独自に予算を組んでプログラムを継続すると発表している。

 連邦野党労働党のビル・ショーテン党首は、「プログラムが保守派の政治的フットボールになっているが、労働党は新しい計画が政府から発表されればその計画を点検する」と語っている。
■ソース
Safe Schools program ditched in NSW, to be replaced by wider anti-bullying plan

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