シドニー・メトロ沿線に高層アパート群の青写真

沿線地区コミュニティ・リーダーは人口過剰を懸念

 NSW州政府はシドニー首都圏に既存の鉄道網と組み合わせてシドニー市内と周辺部を結ぶ地下鉄、メトロの建設計画を進めているが、その計画に付随してメトロ沿線に高層アパート群を建設し、10万人を超える人口を収容する計画が建てられている。そのため、沿線地方自治体では、「行政サービスなどに対する人口増加の影響がかなり無視されている」として、懸念を抱いている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 メトロ沿線の地方自治体には、バンクスタウン、パンチボウル、ワイリー・パーク、ラケンバ、ベルモア、キャンプシー、カンタベリー、ハールストン・パーク、ダリッジ・ヒル、シドナム、マリックビルなどがあり、これらの自治体では住宅密度も調整しなければならなくなる。そのため、病院や学校など地域の必須サービスは35,000戸の新アパート世帯に対応することはできない、としている。

 この6月後半、州政府は11地区の区画変更を示す地図を発表した。その中で、シドナムからバンクスタウンにいたる地区の中心街は最高25階建てのアパート群の密集地域として「再活性化される」と述べている。

 地元行政担当者は、住民数が10万人増えた場合には16,000人の子供が地元学校に入るが、それだけの子供を受け入れる学校が整っていない。最近の大規模な学校では生徒数が1,600人程度。10校の新設が必要なのにそれは計画に入っていないと懸念している。

 また、ある学校では、学校長が教育省とかけあって校庭にプレハブ校舎を建てる話をしているが、そうすると学校に遊び場がなくなってしまう」と懸念している。
■ソース
Sydney community leaders concerned about blueprint for high-rise along Metro corridor

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