「法案成立を引き延ばして国を危機に陥れたくない」

携帯電話暗号解読法案、労働党修正案引っ込める
 保守連合政府の提出した「暗号解読法」にはまだ欠陥が多いとして、労働党が修正案を出していたが、政府与党は修正をつっぱねていた。

 12月6日は今年最後の議会とあって、ビル・ショーテン労働党党首は、「このまま修正案に固執して法案の成立を遅らせればオーストラリア国家が危機にさらされることになる」として、修正案を撤回し、政府法案を支持すると発表した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ショーテン党首はさらに、「2019年2月に議会が再開された時に政府が法案を改善すると約束した」と語っている。

 労働党が修正案を撤回し、スコット・モリソン連邦首相がショーテン労働党党首の要求に対して発言する前に法案が下院を通過していた。

 クリスチャン・ポーター法務長官は、「労働党修正案が、情報国家安全問題上下院合同調査委員会の勧告と合致する修正案のみ支持する用意がある」と語っている。

 連邦議会下院において、労働党と諸派無所属が合同すれば、さらに多くの難民をナウル、マヌス島からオーストラリアに移送することが可能になるが、2018年中に成立させるためには上院で修正案を加えることができない。そのため、ポーター法務長官が労働党を非難していた。

 しかし、「Law Council of Australia」は、与野党双方が改定の必要があると考えるような欠陥の多い法案を通すのだから将来に問題を残すことになると双方を批判している。
■ソース
Labor backdown allows Federal Government to pass controversial encryption laws

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