NSW州議会リバタリアン政党候補当落境界線

レヨンヒエルム候補早すぎた勝利宣言

 個人と経済の大幅な自由を提唱し、完全自由主義とも訳されるリバタリアンのデビッド・レヨンヒエルム自由民主党NSW州議会上院候補は、3月選挙開票後直ちに勝利宣言していたが一次得票数は上院議員当選に不可欠な得票数の半分にも満たず、頼みのプレファレンス票も伸びていないため、落選の可能性が大きくなってきた。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 レヨンヒエルム候補はNSW州議会選挙に出馬するため今年初めに連邦議会上院を辞職していた。また、州議会選挙に落選した場合にはもう一度5月18日の連邦総選挙に立候補する意図を明らかにしているが連邦総選挙の立候補締め切りは4月23日で、それまでに州議会選結果がはっきりしなければならない。

 勝利宣言を済ませていたレヨンヒエルム候補は、「無所属宣言」と題するブロッグで、「ベレジクリアン政権に協力する用意がある。政権が私の票を求めてくれば私の方も政策のリストを提出する用意がある。そこで進展が見られれば私の票は確実だ」と述べている。

 自由民主党(LDP)はこれまでに上院議席に最低限必要な割り当て票数の0.46倍しか獲得しておらず、残りをプレファレンス票に依存しなければならない。現在、4月15日朝が選挙管理委員会の集計発表期日になっている。

 上院の21議席のうち18議席は保守連合8、労働党6、緑2、ワン・ネーション1、射撃遊漁農民党1が確定している。

 ABC放送のアントニー・グリーン選挙アナリストは、「3議席がまだ残っており、プレファレンスで当選者が決まる。そのうち1議席は労働党に行くと予想され、残り2議席がキリスト教民主党のポール・グリーン、ワン・ネーション党のロッド・ロバーツ、それにレヨンヒエルム各候補で争われることになる。また動物の正義党のエマ・ハースト候補もプレファレンスの流れ次第で当選圏に入ってくる。また、ワン・ネーション党が割り当て票数の1.42倍を得票しており、最後の1議席をキリスト教民主党、自由民主党、動物の正義党で争うことになる。
■ソース
NSW election results reveal David Leyonhjelm could miss out on seat, despite claiming victory

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