「フリーダム」ブランドのミューズリー・バー

マヌス島難民処理センターで拒否される

 1月30日付でABC放送が報道したところによると、被収容者向けに届いた3万ドル分の「フリーダム」ブランドのミューズリー・バーを、処理センターを管理している警備会社が、「センターに拘置されている被収容者には問題のある名称」として、受け取りを拒否していたことが明らかになった。

 ABCの報道によると、請負業者が特に同ブランドを指定されて受注し、2週間前に納入したところ、豪政府との契約で処理センター収容所を管理しているトランスフィールド・サービシーズが受け取りを拒否した。また、ABC放送は、「豪政府移民国境警備省からの働きかけがあり、その後に受け取り拒否決定が行われたとの証言があったが、同省は否定している」と報道している。

 さらに、「同省は一切のコメントを拒否していたが、後になって声明を発表し、「食品を受け取るかどうかの決定はパプア・ニューギニア政府とトランスフィールド・サービシーズが決めること」と述べている。

 マヌス島難民処理センター収容所では、最近に被収容者700人がハンストを行い、14人ほどが上下の唇を縫い合わせる自傷行為を行った。2014年12月には同センターには被収容者が1,035人いて、トランスフィールド・サービシーズは、マヌス島とナウルの収容センターの20か月の運営管理に12億2,000万ドルの契約を取り付けている。トランスフィールドは豪国防軍基地の警備も行っており、受け取りを拒否されたミューズリー・バーは海軍基地で捌かれることになる。

 フリーダム・フーズのレベッカ・カーソン・マーケティング・マネージャは、「話を聞いて驚いている。収容されている人々が我が社の商品を味わえないというのは驚きだ。しかし、他のところで配付されるようだから無駄になるわけではない」と語っている。
■ソース
Shipment of ‘Freedom’ brand muesli bars worth $30,000 rejected by Manus Island detention centre operators

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