NSW州保守連合政権、「生物多様性保存法」を導入

「官庁の監督なしに在来種動物を狩るお墨付き」と野党

 マイク・ベアードNSW州政権は、「生物多様性保存法」を議会に提出したが、野党労働党は、「ベアード政府は、この法案の中に、官庁の監督なしに自由に在来種動物を狩猟できる条項を埋め込んだ」と批判している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 現行のライセンス制度では州全体で捕殺が認められる頭数が管理されており、データをOffice of Environment and Heritageに報告することが義務づけられている。

 しかし、野党労働党は、「新立法ではこの条項が廃止され、もっと緩い条項に書き替えられている」と批判している。

 ペニー・シャープ議員は、「この制度が廃止されれば、在来動物保護措置も消えることになる。ライセンス制度を廃止すれば、数多くの地域で在来動物を傷つけたり、殺したりすることを監督すする官庁がなくなる。農家はウォンバット、カンガルー、オウム、その他あらゆる鳥がライセンスなしでいくらでも打ち落とせることになる」と語っている。

 Office of Environment and Heritageは、「法案はこれまで何か月も一般が閲覧できるようになったいた。また、この法案で規制が緩められることはない」と反論している。また、州政府は、「法案では、ライセンス制度が「高リスク」活動にのみ適用されるようになるだけだ。リスク・レベルは、動物種、地区、広がり、動物による被害、種の頭数などを基準に検討する」と発表した。

 また、この法案が施行されれば、1995年制定の絶滅危惧種保護法と2003年制定の在来植物法も廃止される。
■ソース
Native animals to be killed ‘without oversight’ under biodiversity changes, NSW Labor says

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