エキストラ・スーパームーン、11月14日夜

過去70年間で最も地球に近づく満月の夜

 地球の周りを回る月の公転軌道は真円ではなく、わずかに楕円形を描いている。その原因は太陽など他の星の引力が関係している。また、太陽、地球、月が完全に一直線に並ぶと月食になるがわずかに外れると満月になる。さらに、28日余りに1回満月、新月の時に地球にもっとも近づく「近地点」を通る。しかし、この楕円軌道も他の星との位置関係の変化に合わせて変化し、近地点も変化する。

 そのようなことから、11月14日には、月は、満月の2時間前に近地点を通過し、月は普段よりもかなり大きく見える。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 このように普段より大きく見える月を、1979年に占星術師のリチャード・ノルが、ホロスコープ誌に、「スーパームーン」と書いたのが始まりだが、天文学ではperigee-syzygy(近点惑星直列)と呼ばれており、2016年には10月16日、11月14日、12月24日に起きる。ただし、11月14日のスーパームーンは、地球が過去70年間でもっとも近づくため、「エキストラ・スーパームーン」と呼ばれるようになった。次にこのレベルの接近が起きるのは2034年11月25日まで待たなければならない。

 月と地球の距離は5万kmほどの差があるためにこのようなことが起きるわけだが、11月14日夕刻には普段の満月よりも14%大きく、30%明るく見える。

 また、太陽や月は地平線に近いところにある時には天頂近くにある時よりもかなり大きく見える。その原因にはいくつかの説があるが、エキストラ・スーパームーンをさらに大きく見るためには、日没後に月が地平線や水平線から昇る時がもっとも効果的で、東向きの海岸に立つか、東が地平線まで開けた山に登って眺めるのが効果的になる。
■ソース
‘Extra-super Moon’ to brighten sky on November 14, NASA astronomers say

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