国際宇宙ステーションで豪高校生の実験100種類

種子島宇宙センター打ち上げのこうのとり6号機に搭載

 12月9日22時26分47秒、種子島宇宙センターからこうのとり6号機を運ぶH-IIBロケット6号機が打ち上げられた。15分11秒後にはこうのとり6号機が切り離され、12月16日には国際宇宙ステーション(ISS)とドッキングする予定になっており、ISSに物資を補給する。同時にこうのとり6号機にはオーストラリアの高校生が発案した様々な宇宙の無重力状態での実験100種類が積み込まれており、ISSの宇宙飛行士が実際に実験を行うことになっている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 この実験を企画したのは23歳の女性、ソランジ・カニンさんの創設したCuberiderというチームで、60校の1000人を超える高校生と協力し、100種の仮説を考え出し、NASAの宇宙飛行士に実験してもらうというもの。

 カニンさんは、「オーストラリアの若者に科学やテクノロジーに関心を持ってもらうのに宇宙ステーション以上のものはないと思う」と語っており、Cuberiderに寄せられた実験もデータ収集やテクノロジー、数学、科学、音楽まで様々な分野とのコード化など多岐にわたっている。

 ある高校生グループは宇宙ステーションのデータを使って宇宙シンフォニーを作曲することを考えており、気温は木管楽器、高度変化は弦楽器という具合にコード化される。また、あるグループは宇宙ステーションの放射線量と宇宙飛行士に与える影響の研究を提案した。

 カニンさんは、「ロケットはISSにドッキングするまで地球のまわりを銃弾の速さで周回するし、ISSも銃弾の速さで周回している。そこで宇宙飛行士が高校生の実験案を拡げ、実施することになっている。
■ソース
NASA astronauts to test Australian students’ projects at International Space Station

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