オーストラリア製人工衛星、久しぶりに打ち上げ

ケープ・カナベラルから他の衛星と周回軌道に

 アデレード大学、NSW大学、シドニー大学などの学生らが製作した人工衛星がアメリカ合衆国フロリダ州のケープカナベラルから打ち上げられた。

 9News(電子版)が伝えた。

 アデレード大学のキューブサットと名付けられた小型人工衛星は国際宇宙ステーションで地球の大気圏上層の研究を行う。この人工衛星は学生や教職員ら50人がつくったもので、50個のこれに似た小型人工衛星のネットワークに加わり、高度95kmから500kmの範囲の熱圏と呼ばれる大気層を観測する。

 NASAのアトラスV型ロケットに積載された人工衛星は、4月19日早朝に打ち上げられ、22日に宇宙ステーションとドッキングする。その後、約1か月にわたって熱圏と大気圏全体、地球の気候などの関係などの研究のために観測を続ける。データは1日に3回、モーソン・レークスにあるSA大学の通信研究所地上受信所で回収される。

 アデレード大学のマシュー・テトロウ研究員は、「この人工衛星は気候研究に重要な役割を果たす。このプロジェクトそのものが大層重要であり、学生にとっても貴重な経験になったはず。NASAが打ち上げた人工衛星の製作に参加するというのはそうそうあることではない」と語っている。

 オーストラリア製のキューブサット人工衛星は、他にもシドニー大学とNSW大学で同じように開発された2基があり、ケープ・カナベラルのエアフォース・ステーションから打ち上げられた。
■ソース
South Australian satellite blasts into space

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る