ジュニア・ラグビー・グランドフィアナルに受刑者外出許可

オール・ブラックス選手の社会復帰を目指し、週3回練習

 持凶器強盗で服役中の受刑者が、自分の参加していたラグビーチームのラグビー・リーグ・グランドファイナルに参加するため、週に3回の外出を認められている。矯正局側は出所後の同受刑者の社会復帰を促すための措置で良好な成果を期待している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 アキュラ「ジュニア」ニウキラ受刑者(32)は、レッドファーン・オール・ブラックスの出場に参加して、クージー・ランドウィックを破り、南シドニー地区ジュニア・ラグビー・リーグ・コンペティションに進出する。

 ニウキラ受刑者は、持凶器強盗共謀容疑で有罪により懲役2年を言い渡されたが、週に3回、「デー・リリース・プログラム」により、ロングベイ刑務所の看守付き添いでラグビー・リーグでのトレーニングや試合出場を許されている。

 ニウキラ受刑者は、若い人々やチーム・メートに、「犯罪は引き合わない。結局つらい気持ちになるだけだ」と諭しており、ABC放送のインタビューにも、「悪い仲間と付き合ったためにこういうことになった。自分には模範とする人がいず、仲間と出歩くことで気分が良かった」と語っている。

 彼の属するチームは28対16で勝利したが、ニウキラ受刑者は祝いの場には残れず、そのままロングベイ刑務所に連れ戻された。彼は、「社会に居れば気分もいいが、刑務所に戻れば壁とオリに囲まれた毎日だ。自分がグランドファイナルを祝えるのは2018年だ。その時はチーム・メートとビールで祝うつもりだ」と語っている。

 ピーター・シラズ看守は、「ニウキラ受刑者はセブンズのスター選手だったこともあるが、今は私の眼の届くところにいなければならない。その点は彼も心得ている。私の視野から消えたことがない」と語っている。

 ロングベイ刑務所のパット・アバウド・ジェネラル・マネージャは、「このプログラムのおかげで彼もチームワークと忍耐を学んだ。今度出所すればチームの一員として活躍し、社会の一員として働けるはずだ」と語っている。

 このプログラムはデビッド・ハーリーNSW州総督も後援しており、試合も観戦していた。
■ソース
Prisoner Acura ‘Junior’ Niuqila released to help Redfern All Blacks win league grand final

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る