【現地リポート】錦織、激闘制す。大坂は圧勝

全豪オープン第4日目。

錦織圭が、第1試合で第2センター・コートとなるマーガレット・コート・アリーナで試合を行った。相手は巨漢のイボ・カルロビッチ(世界ランク73位、クロアチア)で、「ビッグ・サーバー」と称される強烈なサーブを得意とする強豪である。

開始直後から錦織のペースで試合は進み、第1セット、第2セットと連取し楽勝かと思われた。これでカルロビッチは逆に開き直れたのか、強烈なサーブを次々を決め、錦織は完全に圧倒される形で第3、4セットを落とした。

最終第5セットに入ってもカルロビッチ優勢のまま。共にサービスをキープして最終ゲームに入った時に、錦織サーブで0-40と追い込まれ、あと1本取られればブレークを許し、そのまま負けてしまうところまで追い込まれた。

しかし錦織はここからすばらしい粘りを見せて、そのゲームをキープしてタイ・ブレークに持ち込んだ。

ファイナル・セットのタイ・ブレークは10本先取制である。ここでも両者譲らず7-7まで持ち込まれ、どちらが勝つのか誰も分からない展開となった。それでも、ここからがトップ10の実力であろう。ラスト3本を錦織が取り切って激戦に勝利した。

この試合でカルロビッチが叩き込んだサービス・エースの数は何と59本。試合時間も3時間48分であった。

続いて大坂なおみ(世界ランク4位)の試合が同じマーガレット・コート・アリーナで行われた。相手は世界ランク78位のタマラ・ジダンセク(スロベニア)。

試合前のウォームアップの段階で雨が降り始めて、屋根を閉じるために30分間の中断があった。

大坂はジダンセクの鋭いリターンに手こずったが、徐々に相手を圧倒して、終わってみれば6-2、6-4の圧勝であった。

(文・写真:イタさん=板屋雅博/日豪プレス・ジャーナリスト、フォトグラファー、駐日代表)

錦織は相手の強烈なサーブに手を焼き、あと1歩のところまで追い込まれた

錦織は相手の強烈なサーブに手を焼き、あと1歩のところまで追い込まれた

スタンドには錦織を応援するファンの姿が多く見られた

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大坂は1回戦に続き完勝

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