豪水泳選手、ドーピング検査で禁止薬物検出

韓国光州での世界選手権前に脱落

 オーストラリアの水泳のシェイナ・ジャック選手(20)が世界選手権試合前のドーピング検査で禁止薬物が検出され、試合前に脱落していたことが報じられている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ジャック選手は期待の新星的な存在だが、Swimming Australia (SA)によると、ドーピング検査で禁止薬物陽性と出たため、オーストラリア代表チームから外されていた。

 この検査は6月末に行われた試合以外の時の通常検査で、ジャック選手は、「禁止薬物を意図して摂取したことはない」と語っており、ジャック選手のマネージャは、「ジャックはショックを受けている」と語っている。

 検査当時は、「ジャック選手は一身上の理由で世界選手権には出場しない」と発表されていたが、その後、SAが、「2019年6月26日にASADAの検査官が行った抜き打ち薬物検査でジャック選手は陽性と出たため、ASADAが本人に通告した」と発表した。

 さらに、「薬物検査陽性の通告を受けて、SAは直ちに規則に従って、臨時措置としてジャック選手の試合参加権を停止、代表チームから外し、日本のトレーニング・キャンプからオフィシャルが付き添ってオーストラリアに帰国した。SAの規則では、薬物検査で陽性と判定された場合、ASADAが調査を続けている間、当該選手は試合参加権を停止され、その間、いかなる競技にも参加できないことになっており、ジャック選手は光州の2019年世界選手権大会の出場を認められない」と語っている。

 ジャック選手は、インスタグラムで出場取り消しになったいきさつを説明しており、「体から禁止薬物が検出されたために世界選手権大会に参加できなくなったことは非常に悲しく、苦痛でもある。自分では禁止薬物と知って摂取したことはない。10歳の時から水泳に身も心も注ぎ込んできた自分が自分の愛するスポーツを汚し、自分の経歴を台無しにするようなことを意図的にすることはあり得ない。現在、調査が進められており、チームも私もいつどのようにして禁止薬物が私の体に入ったのかを調べている。今は、そっとしておいて欲しい」と語っている。

 マネージャのフィリップ・ストーンマン氏は、「ジャックは打ちのめされており、おびえてさえいる」と語っている。

 しかし、リチャード・イングズ元ASADA・CEOは、ジャック選手が「一身上の理由で世界選手権に出場しない」と発表したことに批判的で、「選手は初めから正直に発表しなければならない」と語っている。
■ソース
Australian swimmer Shayna Jack failed doping test before world championships

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