春が来た

まさこのメルボルンライフ

メルボルンの、とあるラテン系一家での
日本人主婦奮闘記!
まさこのメルボルンライフ
春が来た

「春よ来い、早く来い」と童謡でも歌われているように、厳しい冬の寒さが続いた後は暖かい春の到来が待ち遠しいものです。ちなみに誰かがこの歌を歌っているのを聴いて、自分が呼ばれていると勘違いしたのは、私の母「ハルヨ」さんです。


 さて、話がそれましたが春本番です。Spring has come ! プリマヴェーラ ! 春の陽気についウキウキして、重いコートを脱ぎ捨て、お洒落をしたい気分に駆り立てられます。お洒落と言えば、ファッションの地イタリアを除いては語れません。この国では老若男女こぞってお洒落に精を出します。
 息子が通っていたイタリアの幼稚園では、ほとんどの子どもが革靴を履いていました。イタリアのマダムたちは、たった30メートル先のスーパーへ買い物に行くのに、30分かけてお化粧をします。夫もイタリアに住んでいた時は、出かける前には必ず服の埃を確認するほどお洒落度が高かったのですが、ここオーストラリアに来てからは常にジャージーとビーチ・サンダルという出で立ちです。「郷に入れば郷に従え」でしょうか ?
まさこのメルボルンライフ
 お洒落な人というのは、服のしわも気になるようです。夫は以前、毎日ビシッとアイロンをかけたズボンをはいていました。実は私、独身時代はアイロンがけなどほとんどしたことがなく「シャツのしわも味のうちよね ! 」などと本気で思っていたこともありますが、結婚してからはうるさい夫に催促されて、嫌々始めた次第です。しかし私のやり方は、掃除に例えれば「四角い部屋を丸く掃く」ような大雑把なやり方なので、何度もやり直せと言われたものです。
 お洒落上手は買い物上手とも言われます。季節ごとのセールを狙って良い物を安く手に入れる。ちなみに英語の「SALE」ですが、イタリア語では「サーレ」と発音します。意味は「塩」。イタリア移民がオーストラリアへ来た当初、町へ買い物に出かけると「SALE」のサインが街中に貼ってあるのを見て、「オーストラリアはよく塩がとれる国だ、どの店でも塩を売ってるぞ」と感心したという話があったそうです。


まさこプロフィル
イラストレーター。96年結婚を機にメルボルンへ移住。99年より4年間南イタリアで暮し、その後再来豪。イタリアも好きだが、マルチ・カルチャーのメルボルンは居心地がよい。

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