故人を偲び、自身を振り返る日

陰陽師・橋本京明の開運指南、「ラスト陰陽師」橋本京明が、毎日を笑顔で過ごせる開運方法を指南!

第25回
故人を偲び、自身を振り返る日

日本では「お盆」の期間も終わり、9月は「お彼岸」の季節です。どちらも以前お話したように先祖供養の行事の1つですね。そのほかにも仏教では、行事としてではなく故人を供養する日として「祥月命日」と「月命日」があります。

祥月命日は年に1度、故人が亡くなった月日と同日を指し、例えば9月1日に亡くなった場合、毎年9月1日が祥月命日となります。

月命日とは、故人の亡くなった日と同じ日にちのことをいいます。9月1日に亡くなったのであれば、年間を通して毎月1日が月命日となります(9月を除く)。

故人が亡くなった日である祥月命日には、故人を偲び冥福を祈ります。亡くなってから1年目の祥月命日には一周忌の法要を、2年目の祥月命日には三回忌の法要を行います。2年連続となるのは、一周忌だけは「満」で数えますが、三回忌以降は「かぞえ」で数えるためです。

一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌、十七回忌、二十三回忌、二七回忌、三十三回忌など、「三」と「七」の付く年に行う年忌法要には、この祥月命日に故人の親しかった友人や親族などを集め、お坊さんにお経を上げていただく法要の儀式を行います。また、この法要と後席の食事を含めた儀式を法事と呼びます。法要については、三十三回忌の次は五十回忌となりますが、それ以降は50年ごとに行うとされています。ただ、50年ごとに続けていくのは難しいため、三十三回忌または五十回忌で「弔い上げ」とし、年忌法要の締めくくりとするケースも増えています。また、神道では一年祭、三年祭、五年祭、一〇年祭となり以降5年ごとに執り行います。

命日や法事とは、ただその日が来たから行うというものではありません。故人の冥福を祈り成仏を祈願するとともに、故人の縁によって今の自分があることへの感謝の気持ちを思い起こすための日なのです。故人を知る身内や知人と思い出話をすることが故人への慰めとなり、自分自身の行いを振り返り正す良い機会ともなるでしょう。ぜひ皆さんもその折には故人を懐かしみ、古いアルバムなどを開いてみてください。


☆プロフィル
著者・橋本京明◎神官の家系に生まれ、幼いころから念視・予知、霊感・霊体験をし、小学2年生で四柱推命、紫微斗数、奇門遁甲などの占いを学び始める。その後、数々の寺院で修行。高校卒業後は会社に勤めながら占いの個人鑑定を開始し、2008年に独立。「ラスト陰陽師」としてメディアにも多数出演。現在は東京都にオフィスを構え、個人鑑定を行っている。

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