メルボルンのクロワッサン事情、おいしい店3選/それでも恋するメルボルン

それでも するメルボルン

メルボルンのクロワッサン事情、おいしい店3選

今年もメルボルンが、英・エコノミスト誌がまとめた「世界一住みやすい街」に選ばれた。7年連続1位のニュースは住人にとっては嬉しい限りだが、住みやすさに比例してか、ここ数年の物価上昇率には驚かせられる。

特にパンやスイーツ系の値段に驚くのは私だけだろうか? 今回は、手間暇掛けて作られた値段に見合う本当においしいクロワッサンの店3店をご紹介する。

クロワッサンで真っ先に名前が挙がるのがフィッツロイ(Fitzroy)の「リュンヌ・クロワッサンテリー(Lune Croissanterie)」だ。クロワッサンが5.50ドル(!)という驚きの強気価格にもかかわらず、いまだに行列ができる店だ。3日掛けて作られた何層にも重なるサクサクした食感と味は高くてもやっぱり食べたい、と思わせる魔力を持っている。丁寧に作られたパティスリーも期待を裏切らない味だ。

そして、同じエリアでぜひ立ち寄りたいのが「ゴントラン・シェリエ(Gontran Cherrier)」。クロワッサンは4.90ドルとほんの少しだけリーズナブルだが、パリで大人気のブーランジェ・パティシエ(パン・菓子職人)だけあって、味も技術も超一流だ。芳醇なフランス産のバターを使った独特の風味が印象的で、小ぶりだが一層ごとがしっかりしていて、サクサクというより「しっとり」と表現した方がしっくりくる。もっちりとしていて、そのままでも、またサンドイッチにしても食べごたえがある。パリの店と同じ天然酵母と小麦を使ったバゲットを始め、ハード系のパンも超絶品なのでお忘れなく。

もっちり系の代表格「Gontran Cherrier」のクロワッサン
もっちり系の代表格「Gontran Cherrier」のクロワッサン

ポート・メルボルン(Port Melbourne)とベントレー(Bentleigh)に店舗を持つ「ノワゼット(Noisette)」はカフェも併設しているブーランジェリー。大きくてサクサク系のクロワッサン($4)の食感は多くの人を虜にしている逸品だ。こちらはケーキも充実、私は「モンブラン」だったら、ここと決めている。パンはプラーンやサウスメルボルン・マーケットでも購入可能。

パンの中でもクロワッサンは何か特別な魅力がある。一度、自分でも作ってみたが温度調節が難しく、作業行程が多く時間が掛かるのだ。ちょっと高めでも許してしまう究極のパン、皆さんもお気に入りの1軒を見つけて欲しい。

■「Lune Croissanterie」
住所:119 Rose St., Fitzroy VIC
■「Gontran Cherrier」
住所:140 Smith St., Collingwood VIC
■「Noisette」
住所:84 Bay St., Port Melbourne VIC / 412 Centre Rd., Bentleigh VIC

泣いたり、笑ったり、怒ったり、異国で暮らす毎日はいろんなことがあるけれど、日々発見することがたくさん。「この街に恋するように暮らしたい」がモットーの2児のママ・エディターが綴る、メルボルンのライフスタイル、美味しいもの情報。(文=大木和香)

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