シドニー・フェスティバル<10の見所>

シドニー・フェスティバル 2015 1月8日〜26日

今年も夏の恒例のビッグ・イベント、シドニー・フェスティバルがやってくる。期間中は、世界中から厳選された一流のライブ・ミュージックや演劇、ダンス・パフォーマンス、インスタレーション、オペラ、そしてサーカスといったさまざまな演目がシドニーへ上陸し、街中がフェスティバル会場と化す。ここではその中から日豪プレスが注目する10個の演目をご紹介。このほかにもたくさんのイベントがあるので、各詳細はパンフレットやウェブサイト、アプリなどをうまく利用して事前にチェック。しっかりとプランを練った上で、存分に満喫しよう。(文・構成=荒川佳子)

シドニー・フェスティバル2015

概要
日程:1月8日(木)〜26日(月)
会場:シドニー市内各所およびパラマタ市内各所
Tel: (02)8248-6500 / Email: mail@sydneyfestival.org.au

パンフレット
市内各所で無料配布中。

チケット
オンライン購入は、公式ウェブサイトから。電話での購入は、Tel:1300-856-876(Sydney Festival)またはTicketmaster、および上演会場の窓口で。
【割引チケット】
「フェスティバル・マルチパック」は、対象となるイベント3つ以上の購入で10%引き、5つ以上で15%引きとなってお得。
【25ドルチケット】
その日に開催されるプログラム(25ドル以上のもの限定)を対象にした一律25ドルの格安当日チケット。フェスティバル・ビレッジ(ハイド・パーク内)に設置された「The Tix for Next to Nix」ブースで正午から午後2時30分まで限定枚数を販売。売り切れ次第終了するので早めに。1人2枚まで。

Web: www.sydneyfestival.org.au

FAMILY

はらぺこあおむし・ショー
The Very Hungry Caterpillar Show

1969年に米国で出版されて以来、世界中の子どもたちから長年愛され続けてきた「はらぺこあおむし」。この絵本作家として有名なエリック・カールによる4つのストーリーを、ニューヨークからやって来た人気パペット(操り人形)集団、「パペット・キッチン」が、75個の愛らしいマペットを使って上演。絵本の中でしか見られなかったあの世界が、魔法によって息を吹き込まれたかのようにステージ上で動き出す。家族そろって楽しめる。

▼会場:リバーサイド・シアター内レノックス・シアター(Riverside Theatre, Parramatta ▼日時:1月8日(木)〜18日(日)※開場時間は曜日により異なる、月曜休 ▼料金:$20〜30(2歳以下は無料)▼対象年齢:1〜7歳

CIRCUS & CABARET

タバック・ルージュ
Tabac Rouge

チャーリー・チャップリンの孫としても知られる、ジェームズ・シエリー。曲芸家、ミュージシャン、ダンサー、俳優、パントマイマーと幅広く活躍する同氏が、サーカス「Tabac Rouge」を引き下げてシドニーに帰ってきた。彼のシドニー・フェスティバルへの登場は、これで4度目。今回はディレクター、振付師、セット・デザイナーと1人3役をこなして本作に携わる。肉体の限界に挑戦するこの華麗な大作は、今回のメイン・アクトにもなっている。

▼会場:シドニー・シアター・アット・ウォルシュ・ベイ(Sydney Theatre at Walsh Bay) ▼日時:1月8日(木)〜23日(金)※開場時間は曜日により異なる ▼料金:$72〜119

FAMILY

フェリトン
Ferrython
FREE

フェスティバル最終日のオーストラリア・デイには、数多くのフェリーが集結して迫力のレースが行われる。出場するフェリーたちはサーキュラー・キーから出発し、シャーク・アイランドを折り返し地点として最後、ハーバー・ブリッジでゴールを切る。無数のフェリーが一斉に走る様子は圧巻。ピクニックの用意をして楽しく観戦しよう。

▼会場:シドニー・ハーバー(Sydney Harbour)▼日時:1月26日(月)11AM ▼料金:無料

CIRCUS & CABARET

ティンバー
Timber!

ティンバーはサーカスと演劇、コメディなどが融合した総合エンターテイメント。3代に渡るサーカス一家が、軽快なフォーク音楽に合わせてリズミカルに演目を繰り広げてゆく。中でも、北アメリカの木こり文化にインスパイアされたというアクロバティックな空中曲芸は見物。素朴で大胆なエネルギーに満ちあふれる。

▼ 会場:リバーサイド・シアター(Riverside Theatre, Parramatta) ▼日時:1月9日(金)〜18日(日)※開場時間は曜日により異なる ▼料金:$32〜65

MUSIC

アーチー・ローチ
Archie Roach

アーチー・ローチはオーストラリアが世界に誇る、実力派のシンガー・ソング・ライター。幼少期、政府によって自身の家族から引き離された辛い経験(編注:「盗まれた世代」)を持つアボリジニの彼の歌は、祖先やその文化について語るものが多く「National Human Rights Award」をはじめとした数々の賞を受賞。当日は会場のハイド・パークに、切なく優しい彼の歌声と美しいアコースティック・ギターの音色が響き渡る。

▼会場:ハイド・パーク(Hyde Park)、入口は公園北側アーチボルド噴水近く ▼日時:1月10日(土)・11日(日)開場7:30PM ▼料金:$49(18歳未満のみの入場不可)

MUSIC

シンフォニー・イン・ドメイン
Symphony in the Domain
FREE

毎年恒例となったシドニー交響楽団による野外コンサート。今年は「Australian Record Industry Association awards」も受賞したディジェリドゥー奏者のウィリアム・バートンが新たに楽員に加わり、ディジェリドゥーとクラシックの斬新なクロス・オーヴァーを楽しむことができる。

▼会場:ロイヤル植物園内ザ・ドメイン(The Domain)、アート・ギャラリー・ロード側 ▼日時:1月18日(日)8PM ▼料金:無料

MUSIC

キャロル・コンカ
Karol Conka

ヒップ・ホップでキャリアをスタートさせたブラジル出身の注目の若手ディーバ。楽曲を発表するごとに、サンバやブラジリアン、アフリカンへと音の幅を広げ、ユニークな存在に。ヘビーなベースとファンキーなアフロ・ブラジリアン・ビートに乗せたラップが、力強くポジティブに響く。

▼会場:ハイド・パーク(Hyde Park)、入口は公園北側アーチボルド噴水近く ▼日時:1月9日(金)開場11:45PM ▼料金:$30(18歳未満のみの入場不可

MUSIC

ジェシカ・プラット
Jessica Pratt

新時代のアシッド・フォークとして注目を浴びるサンフランシスコ在住の女性シンガー・ソングライター。ヴァシュティ・バニヤンやシビル・ベイヤーあたりの1970年代の名盤を彷彿させる、ひと癖あるコケティッシュな歌声が実に軽やか。どこか懐かしくなるようなタイムレスな魅力にあふれる。

▼会場:ハイド・パーク(Hyde Park)、入口は公園北側アーチボルド噴水近く ▼日時:1月10日(土)開場5:45PM ▼料金:$39(18歳未満のみの入場不可)

MUSIC

ナイトメアズ・オン・ワックス
Nightmares on Wax

ヒップ・ホップやレゲエ、ビートダウン・ハウス、ダウンテンポ、ダブ、ソウル、ファンクとさまざまな要素が融合した彼らのライブは、夏の夜に野外で聴くのにぴったりの心地良さだ。そのサウンドに特別なエッセンスを加えている、特徴的なドラムやベース、そしてカリビアン・パーカッションのリズムに身をゆだねて満喫しよう。

▼会場:ハイド・パーク(Hyde Park)、入口は公園北側アーチボルド噴水近く ▼日時:1月25日(日)開場11:45PM ▼料金:$30(18歳未満のみの入場不可)

INSTALLATION

シドニー・ブッダ
Sydney Buddha
FREE

5メートルを超える2つの巨大仏像から成るインスタレーション。一方はアルミの鋳型で、もう一方はそこへ流し入れた20トンのお香の灰で製作されたもの。一見同じように見える2つの仏像だが、片方はいずれ風化し形を無くしてしまうという事実とその対比が、見る者に不思議な感情を与える。

▼会場:キャリッジワークス(Carriageworks, 245 Wilson St., Eveleigh) ▼日時:1月8日(木)〜15日(木)10AM〜6PM ▼料金:無料

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