「ゾーブ」初体験

見逃せないQLD
転がりながら、透明なボールの内側から見える青×緑色がとてもキレイ。ボールは風向きなどによって毎回違う回転をするので、何度挑戦しても楽しめる
巨大ボールに乗り込んで勢いよく丘を転げ落ちる
「ゾーブ」初体験

 巨大なボール型ライドに乗って、緑の丘をコロコロ転がり落ちる、ゴールドコースト(GC)のおもしろアトラクションに挑戦した。家族や友人たちと気軽に楽しめる、お薦めのアクティビティーだ。
取材=本紙編集部

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直径約3.2メートル、2重構造になっている巨大ボールとスタッフのお兄さん

■ゾーブとは ?
 ゾーブは「Zorb」と書くが、「Z」はNew ZealandのZ。「orb」は英語で球という意味を持つ。つまりゾーブとは、“ニュージーランド発祥の特殊な球体を使用するアトラクション”なのだ。現在、日本を含め世界各国にフランチャイズ・ネットワークを持つ。ここオーストラリアでは、GCで唯一体験することができる。


■ゾーブ・パークへ
 同アトラクションは、GCの名物テーマ・パーク「ドリームワールド」にほど近いピンパマというエリアにある。M1をEXIT49(もしくは54)で下り、「Zorb」のサインに従って車を走らせれば約5、6分で到着する。
 のどかな田舎の風景にひょっこりと現れた「Zorb Park」のゲートをくぐり中に入ると、まるでスキー場のジャンプ台が芝で覆われたような、広大な斜面が目の前に広がった。その丘の頂上を見上げると、透明の巨大ボールが2つ、行儀よくスタート台に並んでいる。斜面の角度は45度くらいだろうか ? ふもとまでの距離は150メートルほど… ?
 ここで嬉しいのが、入場料は無料なので、まず実例を自由に見学できること。実際にどのようにボールが丘を転がり落ちるのかや、体験後の挑戦者の反応が見られるので、例えばどの種類のゾーブに挑戦するかを決めかねている際などはたいへん参考になる。
 種類は大きく分けて2つ、“ウエット”と“ドライ”があり、同パークのオーナーによると、水に濡れるのが大好きなオージーは、8割方“ウエット”を好むそう。反対に日本人は、濡れるアトラクションを嫌う傾向があるという。が、ずぶ濡れになりながら最高の笑みを浮かべる体験者らを見ているうちに、日本人ながら、そのずぶ濡れ体験をしてみたくてたまらなくなってきた。
■いざ、初挑戦
 というわけで、いよいよ実際に挑戦することに。選んだのはもちろん“ずぶ濡れゾーブ”。濡れても大丈夫なように準備を整えると、車に乗って丘の頂上を目指す。スタート台で待ち構えていたボールは、間近で見るとさらに大きく映った。球体は2重構造になっており、内側に人間が乗り込む球状の空間が設けられている。そこにスタッフにより適量の水が注入され、中は子ども用プールのように。動物が巣穴に入るような要領で小さな入り口から頭から滑り込む。平面がなく水でツルツル滑るので、体勢を整えるのに四苦八苦。もがきながらも改めて、透明のボールの壁越しに下を見下ろすと、ふもとではなだらかに見えた斜面が、かなり急なことに気付いた。突如恐怖感に襲われる。と、その瞬間、ボールがスタッフによって大きく揺さぶられた。心の準備もままならないうち、ボールはゆっくりと前のめりに傾き…、そしてついに、転がり始めた !
「ギャーーーーー」。スピードはどんどん加速していく。何がどうなっているのか分からないまま、とにかく必死に体勢を整えようと踏ん張ってみる。が、そこは水浸しの空間。しかも斜面を転がり落ちているのだから、体勢を安定させようなどしょせん無理な話である。しかし、誰もが必死にその無駄な抵抗をし続けてしまうのが同アトラクションのおもしろいところ。シートベルトも何もなく、自由に身動きが取れるはずなのにもかかわらず、自身では全くコントロール不可能な状況というのは、遊園地のジェットコースターなどとはまた違ったスリルが味わえる。


■Zorb Gold Coast
住所:232 Old Pacific Hwy., Pimpama(ドリームワールドより北に約3キロ)
Tel: (07)5547-6300
Web: www.zorb.com.au
営業時間:毎日10AM~5PM
※営業時間は変更することがあるので、あらかじめ問い合わせよう


こんなゾーブ、あんなゾーブ
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イチオシ !
ずぶ濡れ
ゾーブ体験

HYDRO FUN  ハイドロ・ファン
 こちらが実際に今回体験した、オーナーもイチオシのずぶ濡れバージョン。2人から3人まで1つのボールに乗ることができ、2人より3人の方が料金はお得に。家族や友だちと一緒に楽しもう ! タオルと水着を持参するのも忘れずに。


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体力に自身が
あるなら、
走りまくりゾーブ

HYDRO HILL CHALLENGE ハイドロ・ヒル・チャレンジ
 ハイドロ・ファンにたった1人で挑み、かつ、ボールの中で走って走って走りまくる。立つことすら難しい回転するボールの中で、あなたはどこまで走り続けられるか ?


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水に触れずに
アクロバット風ゾーブ

ROTATING HARNESS ローテイティング・ハーネス
 どうしても水に濡れたくないという人にはこちらがお薦め。ボールの内側に設置されたシートベルトのようなもので体を固定するので、ボールの回転とともに体もまっさかさまに。最高2人まで1度に乗り込める。

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