シドニーで世界旅 vol.17 台湾

ヨーロッパにアジア、中東など世界各国の人々が暮らす国際色豊かなシドニー。シドニーの街角でプチ旅行気分を味わってみよう。

シドニーで世界を旅しよう!
   Vol.17 台湾(中華民国)

台湾ってどんな国?

 台湾は、台湾本土と、澎湖諸島・蘭嶼などを含むその周辺諸島から成り、その国土面積は36,193平方キロメートル。これは日本と比べると約10分の1に値し、九州とほぼ同じ大きさと言われる。総人口は約2,343万人。そのうち、首都である台北市に396万人が住んでいる(2014年時点)。公用語は台湾語と中国語。
 天候は、年間を通して台風が多く、高湿度。降雨量は季節、位置、標高によって大きく異なるが、それほど多くないと言える(平均降雨量は年間約2,515ミリ程度)。日本と同じように四季があり、北部は亜熱帯、南部は熱帯に属している。北部は夏季を除けば比較的気温が低いのに対し、南部は冬季を除くと気温が30度を超えることも多くなる。夏は蒸し暑く、台湾語でサイパッホーと呼ばれる猛烈な夕立ちも多く見られる。冬は総じて温暖だが、山岳部の高標高地帯では積雪が観測されることもある。

オーストラリアと台湾の関係

 2014年の台湾からオーストラリアへの輸入総額は約4,149億ドルなのに対して、オーストラリアから台湾への輸出総額は7,404億ドル。主要な輸入商品として挙げられるのは石油精製品や自動車、通信機器で、輸出の主力となっているのは、石炭、鉄鋼。台湾は、オーストラリアとの自由貿易協定(FTA)に積極的にあたっているが、現在(2月19日時点)では、まだ締結されていない。杜紫軍・中華民国経済部長は昨年のアジア太平洋経済協力(APEC)閣僚会議に出席した際、オーストラリアのアンドリュー・ロブ・貿易投資大臣と非公式な2者会談を行ったことを明らかにしたが、まだ実質的な交渉段階へは入ってはいないとされている。
 

Baodao Taiwanese Kitchen

同店のフード・トラックでも代表的メニューとなっている「ブレーズド・ポーク・バン」

シドニー・モーニング・ヘラルド紙の「グッド・フード・ガイド・アンダー$30」2014年度版でも紹介され、今注目を集める台湾料理店がこちら。「ブレーズド・ポーク・バン」は、まるで枕のようにふわふわで真っ白なバンズの中央に寝そべる、甘口しょうゆでトロトロに煮込まれた豚バラ肉がたまらない美味しさ。このポークベリーだけでも満足度はかなり高めだが、さらにコリアンダーでソースにさわやかな風味をプラスし、クラッシュ・ピーナッツの食感も加わえることで、最後まで飽きない楽しみを提供してくれる。


丼ものも人気が高い

赤を基調にしたインテリアが印象的なきれいな店内
Baodao Taiwanese Kitchen Chatswood
Tel: (02)9419 6290 / Shop 8 – 376 Victoria Ave., Chatswood
営業時間:日〜水11AM〜9PM、木〜土11AM〜9:30PM
Web: baodao.com.au ※イーストウッド、クローズ・ネスト店もあり、詳細はウェブまで

 

Cho Dumpling King

人気のポーク・リブスのから揚げ

リーズナブルな価格と安定した美味しさで、小さな店構えながら店内はいつも満員の同店。訪れたら必ずオーダーしてみたい名物メニューの1つが、「ディープ・フライド・ポーク・リブス」だ。ジューシーで柔らかいこのから揚げは、五香粉や八角などのスパイスが効いていて絶品。付け合わせのマスタード・リーフともよく合い、骨なしで食べやすいのも嬉しい。そのほかにもショーケースにはたくさんの前菜やおかずが並ぶので、ぜひとも大人数で訪れシェアをしてわいわいと楽しみたい。


店はアクセスの良いヘイマーケット、プリンス・センター内にある

ショーケースにずらりと並ぶ前菜に、つい迷ってしまう
Cho Dumpling King
Tel: (02)9281 2760 / 8 Quay St., Haymarket
営業時間:毎日11PM〜8:30PM

 

実際にをしてみよう!

『千と千尋の神隠し』や『悲情城市(A City of Sadness)』などの人気映画のモデルやロケ地になり、さらに注目を浴びるホット・スポット。

HIS台北支店

★絶対行くべきマスト・スポット★

九份


(左)湯婆婆屋敷のモデル地 (右上)高台から望む海の眺めに癒される (右下)幻想的な明かりに囲まれ思わず感動

台北市から車で1時間ほど離れた新北市瑞芳区という山あいにある、九份。宮崎監督の有名なジブリ映画『千と千尋の神隠し』の舞台となったという噂もあり、定番の観光スポットとなっている。海に面している九份は、海の眺めが素晴らしく、ノスタルジックな雰囲気。ゆっくりくつろげる茶館では、名物デザートの芋圓(タロ芋やさつまいもで作った団子)、や草もちなどが楽しめる。夜になると、昼間ののんびりした風景からは一変。辺り一帯がライトアップされ、幻想的な雰囲気に包まれる。現在は名所として盛り上がるこの町だが、かつてはわずか9世帯のみの小さな村であったという事実が名前の由来だ。

 

★一歩踏み込んだ隠れスポット★

行天宮


(左)色鮮やかな行天宮(中央)無料のお祓いをしてくれるボランティアの女性 (右)占い好きにはたまらない占い横丁

MRTと呼ばれる都市鉄道の行天宮駅から徒歩約10分ほどのところに、「行天宮」という約50年の歴史を誇る中国式建築の関帝廟がある。朱色をベースにした色彩豊かな構造で、屋根の両端にある龍なども神々しく迫力満点なので一見の価値あり。ここでは「ポエ」と呼ばれる台湾式の占いのほか、無料でお祓いをしてもらうことが可能。廟内にいる、青い着物が目印のボランティアの女性たちに自分の名前を教えると、線香の煙を手振りで全身へかけ、清めてくれる。行天宮を出て少し歩くと、地下道に占い横丁がある。ここではさらにさまざまな種類の占いがあり、日本語の通じる占い師もいるので、お薦めだ。

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