午後3時の甘い誘惑「Humming Cafe」

午後3時の甘い誘惑
誘惑には勝てない編集部員Hが、今月の「甘くて美味しい世界」をご紹介!

第13回 Humming Cafe
ローカルに愛される、ミドル・コーブの隠れ家


ヘルシーで美味しいグラノーラ・サンデー($5.5)

いよいよ12月。家族や友人が集まり何かと忙しいホリデー・シーズンだからこそ、ほっとひと息つきたい――。そんな時にぴったりの隠れ家のようなカフェを見つけたのでご紹介したい。

シドニー北部ミドル・コーブにある「ハミング・カフェ」。明るく気さくな基太村友哉・明子ご夫妻が営むこのカフェは、いつも地元の常連客でにぎわっている。

 温かみのあるアンティーク・ランプに照らされた店内は、アットホームな雰囲気に包まれていた。それもそのはず。「自宅に来てもらったと思ってもらいたい」と明子さんが話すように、お皿1枚からカップ1つに至るまで納得がいくものを厳選。店内の壁紙も、1950~60代に作られたビンテージ品をドイツから取り寄せたという。ご夫妻のゲストに対する「おもてなしの心」が店内のあちこちから感じられた。

ショーケースのスイーツに目を奪われていると、焼き上がったばかりのバナナ・ブレッドが運ばれてきた。これは、明子さんのお母様が40年も前にアメリカ人から受け継いだという秘伝のレシピで作られたもの。ほかにも、キャラメル・ファッジやオーストラリアの国民的クッキーともいえるアンザック・ビスケットなど、素朴で懐かしいお菓子が並んでいた。

数あるスイーツの中でもアップル・ケーキはお薦めの1つ。外はふっくらと焼き上がり、中はしっとりとしたケーキは、常連客から「このケーキなしではいられない」と言わしめたほど。リンゴの上品で優しい甘みが口の中に広がり、コーヒーにも紅茶にもよく合う。

子どもにたちはメープル・シロップとチョコレート・ソースがたっぷりとかかったワッフルが人気だとか。真っ白な皿をキャンバスに見立て、絵の具でお絵かきをしたようにチョコ・ソースがかかっていて、見た目にも可愛らしい。

明子さんのお薦めはグラノーラ・サンデー。低温のオーブンで3回じっくりと焼き上げる自家製グラノーラはカリカリで香ばしく、ヨーグルト、蜂蜜、手作りのジャムと絶妙にマッチ。グラノーラには、クランベリーやパンプキン、ひまわりの種、ピーカンなどのほか、繊維質やビタミンCが豊富で美容にも良い西洋野菜のルバーブも入っているので、健康志向の人には嬉しい限り。

美味しいスイーツはもとより、スタッフとお客さんの距離が近いのも、地元住民に愛される理由だろう。訪れた日はあいにくの雨だったが、基太村ご夫妻とスタッフの笑顔に癒され、カフェを出た後は心なしか元気になった。

子どもたちに大人気のワッフル($6)
子どもたちに大人気のワッフル($6)
気さくなスタッフがお出迎え。(左上から時計回りに)オーナーの基太村友哉さん、将大さん、寛子さん、杏奈さん
気さくなスタッフがお出迎え。(左上から時計回りに)オーナーの基太村友哉さん、将大さん、寛子さん、杏奈さん

●住所:Shop 4, 217 Eastern Valley Way, Middle Cove NSW ●営業時間:月・水〜金7AM〜4PM、土日8AM〜4PM、火休 ●Tel:(02)8959-4641 ●Web: hummingcafe.wordpress.com

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