午後3時の甘い誘惑「Koi Dessert Bar」

午後3時の甘い誘惑
誘惑には勝てない編集部員Hが、今月の「甘くて美味しい世界」をご紹介!

第18回 Koi Dessert Bar
「デザート王」が手がける、マンゴー×ユズのムース

今や同店の看板スイーツとなった「マンゴー・ユズ」($9)
今や同店の看板スイーツとなった「マンゴー・ユズ」($9)

オーストラリアの人気料理コンテスト番組『マスター・シェフ』に出演し、一躍有名になったインドネシア出身のシェフ、レイノルド・ポエルノモ。繊細で可憐なスイーツ作りを得意とし、“デザート王”の異名を持つ彼が今年1月、チッペンデールの複合商業施設セントラル・パーク・シドニー内に「Koi Dessert Bar」をオープンした。

2階建ての同店はフロアごとにコンセプトが分かれている。1階はテイクアウェイのスイーツやコーヒーを販売するカジュアルな空間。2階はファイン・ダイニング部門で、カジュアルな雰囲気は残しつつもラウンジのような落ち着いた空間となっている。ダイニングは夜間のみの営業だが、日中は1階で購入したスイーツを2階で食べることが可能だ。ガラス張りの店内には、やわらかな光が差し込み何とも居心地が良い。

今回のお目当ては、同店の看板スイーツとなった「マンゴー・ユズ」($9)。表面を青リンゴに見立てたグリーンのマンゴー・ユズは、食感がプルプルとやわらかい。スプーンで表面をすくうと、中からイエローのマンゴー・ムースが顔をのぞかせた。マンゴー独特のトロピカルな甘いムースの真ん中に、酸味の効いたユズのカスタードが練りこまれ、味をすっきりと引き立てる。派手なコントラストからは想像がつかないほど、上品な甘さと酸味の絶妙なバランスが楽しめる一品だ。

この日は、「ストロベリー・ピロー」($9)も併せて注文した。名前の通り枕の形をしたピンク色のムースも、同店の人気スイーツの1つだという。イチゴ・ムースの中にゼリー状のイチゴとライチの果肉が詰まっていて、さっぱりとしているので食べやすい。日本のイチゴ・ヨーグルトにも似た、何とも懐かしい味がした。

夜6時からは2階のダイニング・スペースで、彼の出身地インドネシアのエッセンスを取り入れたコース料理が楽しめる。コースはメインが3種、デザートが3種の計6種類。メインはレイノルドの兄で、インドネシア版『マスター・シェフ』で審査員も努めるシェフのアーノルドが担当。オーストラリアでは「屋台フード」というイメージが強いインドネシア料理を、モダンなファイン・ダイニング風にアレンジしたという。

デザートはもちろんレイノルドが担当する。メニューは季節ごとに変わるが、ココナツやパッションフルーツをはじめ、ユズや黒ゴマといったアジアのテイストをふんだんに取り入れた創作デザートが楽しめるので、ディナー時にもぜひ訪れてみたい。

ライチのアクセントが効いた「ストロベリー・ピロー」($9)
ライチのアクセントが効いた「ストロベリー・ピロー」($9)
ダーク・ブラウンを基調とした店内に明るい花がよく映える
ダーク・ブラウンを基調とした店内に明るい花がよく映える

●住所:46 Kensington St., Chippendale NSW ●営業時間:
火~日10AM~10PM(1階)、6PM~9:30PM(2階)、月休 ●Tel: (02)9212-1230 ●Web: www.koidessertbar.com.au

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