【PR】銭湯 八

浴室右に見えるのはリックさんの手描きの富士山。今後も書き足して完成させるそうだ
浴室右に見えるのはリックさんの手描きの富士山。今後も書き足して完成させるそうだ

オーストラリアに住んでいると疎遠になってしまう、湯船につかるという習慣。2017年にオープンした「銭湯・八(Sento Hachi)」はその名の通り日本式の銭湯で、日本人好みの湯の温度に保たれた大きな浴槽のある浴場、畳の休憩室、マッサージ、垢すりまで体験できる。同銭湯を本紙記者が実際に体験し、同店の魅力をレポートする。

温泉への熱意が生んだ銭湯・八

大きな看板と暖簾が目印の同店。銭湯の右横には無料の駐車場もある
大きな看板と暖簾が目印の同店。銭湯の右横には無料の駐車場もある

サーファーズ・パラダイスから車で5分ほどのバンドールにある銭湯・八。目印は入り口にある湯のマークと富士山が描かれたオリジナルの暖簾(のれん)だ。暖簾をくぐると、カウンターでオーナーのリックさんが迎えてくれた。リックさんは温泉ソムリエの資格を持つ日本人の妻ヒトミさんとこれまで100以上の日本の温泉に入ってきたほどの大の温泉好き。ヒトミさんは旅行業界で20年以上の経験を持ち、添乗員として日本全国の温泉を巡り、今でも帰国の際は温泉地へと出向いている。日本でどこの温泉に行こうか迷った時はヒトミさんに相談すると良いかもしれない。その経験を生かし、こだわって手作りしてできたのが同店だ。

脱衣所にはドライヤーやゴム、メイク落とし、フェイス・クリーム、ボディー・クリーム、鍵付きロッカーなどがあり、アメニティーが充実している。20ドルでスチーム・サウナを含む入浴料、浴衣、バス・タオル、手ぬぐいサイズのタオル、飲料水がセットになり、手ぶらで訪れても存分に楽しめる。

シャンプー、ボディー・ソープが完備された浴場に入ると、まず目に飛び込んでくるのが広々とした空間にある檜のいすや桶と大きな2つの浴槽だ。それぞれ水温が違い、一方が40~41度、もう一方が19度前後に設定された水風呂になっている。浴槽は大人4人がゆったり入れ、足を伸ばし肩までしっかりつかってくつろげる。湯触りが良く、柔らかい水質で肌にすっとなじみ、ジャグジーの泡が心地よく疲れを癒してくれる。熱すぎず、ぬるすぎない風呂はいつまでもつかっていたくなるほどだ。湯はタンボリン・マウンテンの湧水を使用し、湧水の成分を確認したところ温泉成分が認められたそうだ。湧水は化学薬品を使わずとも紫外線とオゾンで常に殺菌・ろ過され、定期的に入れ替えているため清潔に保たれている。

スチーム・サウナは高温低湿のドライ・サウナより温度が低温なため息苦しさがなく、サウナ初心者でも楽しめる。温かい風呂、サウナ、水風呂を繰り返し入っているうちに家の風呂やシャワーだけでは味わえない体の芯からぽかぽかと温かくなる感覚を久しぶりに感じることができた。

休憩室内のモニターにはこれまでリックさん夫妻が訪れた温泉の写真が映し出されている
休憩室内のモニターにはこれまでリックさん夫妻が訪れた温泉の写真が映し出されている
リラクゼーション・マッサージは1時間70ドル。他にも15分15ドルのドライ・マッサージなどがある
リラクゼーション・マッサージは1時間70ドル。他にも15分15ドルのドライ・マッサージなどがある

銭湯から始まる新しい交流

風呂から上がった後は浴衣に着替え、休憩室へ。畳と座いすがあり、障子のふすまがある空間は、さながら旅館の一室のようで、い草の香りに引き寄せられ思わず横になってしまった。そして絶妙なタイミングで冷たい麦茶を出してくれるリックさんの心遣いにはまさに日本のおもてなしの精神を感じる。休憩室はアロマのワークショップなどが行われることもあり、地域や日本人の交流の場にも使われているそうだ。

休憩の後はオイルを使用したリラクゼーション・マッサージを体験。銭湯で温まった体をほぐす極上の時間だ。マッサージが終わった後はまた休憩室でくつろぐこともできる。予約をすればマッサージや垢すりなどの施術が受けられる。時間で男女入れ替え制だが、週末は水着着用での混浴も行っている。客層もインターナショナルになりつつあり、入浴には予約をお薦めするが、来店直前に、空き状況の確認もできるので、気軽に問い合わせをしてみよう。

実際に体験してリックさん夫妻のこだわりと風呂への愛が詰まった同店にはオーストラリアで新しい銭湯文化を作り上げていく可能性を感じた。

銭湯・八(Sento Hachi)
■住所:107 Upton St., Bundall QLD
■Tel: (07)5574-3015
■Web: www.sentohachi.com.au
■Facebook:「SENTO HACHI」で検索
※銭湯/男女別の時間帯の詳細はウェブサイトで確認
■営業時間:水~月12PM~8PM(ラスト・エントリー7PM)、火休
※年末年始休業のお知らせ 12月23日(土)~2018年1月7日(日)まで

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