【美容特集】夏直前のヘア・ケア対策!

◆ 美容特集 │第2弾 ◆

髪の乾燥・UV対策は大丈夫?

夏直前のヘア・ケア対策で

憧れのツヤ髪美人に

 初夏から夏にかけての時期は、紫外線の量が1年で一番多くなると言われている。そうした紫外線を浴びることで危険にさらされるのは、肌だけでなく髪や頭皮も同じである。そんな夏を目前に、今回は美しい髪を手に入れるためのヘア・ケア方法というものを見直してみたい。(構成・文=安澤瑠美)

髪と頭皮の基本情報

まずは髪や頭皮の仕組みについて正しい知識を身に付けておこう。(編集部調べ)

髪の構造・仕組み

髪は、外側からキューティクル(毛表皮)、コルテックス(毛皮質)、そして中心部のメデュラ(毛髄質)と呼ばれる3層で構成されている。キューティクルは髪のツヤや手触りを決定しており、ブラッシングなどの物理的刺激、および水や薬剤といった化学的刺激から髪内部を保護する役目も担っている。コルテックスは、水分を保持し髪の強度や髪色を決定し、そしてそれらと中心核のメデュラが合わさり、コシや透明感、ツヤを出している。

髪はある程度成長すると、2〜3週間の退行期に入り成長が止まり、次の成長期に備えて髪の抜け落ちる2〜3カ月の休止期に入る。髪の寿命は人それぞれだが、だいたい男性で3〜5年、女性で4〜6年と言われている。このサイクルが乱れる原因はさまざまで、加齢、女性ホルモンの減少、過剰なダイエット、血行不良、睡眠不足、喫煙など、体に良くない生活を送っている人はヘア・サイクルが乱れがちで、通常よりも髪の成長に時間がかかる。

頭皮の構造・仕組み

頭皮は外側から表皮、真皮、皮下組織という3つの層から構成されている。髪が生えてくるのは、真ん中の真皮層にある毛包。真皮層には、毛包と皮脂腺が密集し、日々新しい細胞が生まれている。新しい細胞は徐々に表皮部分に押し上げられ、最後は角質細胞(ふけ)となって剥がれ落ちる。健康な頭皮の場合、このサイクルは約1カ月と言われている。

お薦めのヘア・ケア手順

ここでは髪の専門家であるサロン・スタッフや一般開業医(GP)から聞いたお勧めのヘア・ケア手順とポイントを参考にし、髪本来の美しさを引き出していこう。

1.ブラッシング

ブラッシングの目的は、髪に付いたほこりや汚れを取ること。また頭皮を刺激して血行を良くしたり、皮脂の分泌を促して髪にツヤを出したり、頭皮の余分な角質を落としたりする効果もある。

<ポイント>
・ 髪が絡まっている場合はほぐしてから、頭皮から毛先へとゆっくりブラッシングすること
・ 髪が濡れている時はキューティクルを傷めるので、ブラッシングは乾いた状態で行うのが基本
・ 髪を傷めないように、ブラシの毛は猪毛や豚毛などの自然素材のものを選ぶこと

2.頭皮マッサージ

髪を洗う前に軽くマッサージをすると、血行が良くなり細胞への栄養供給が活発になるので、健康な髪を育てることができる。毎日でなくてもいいので気が付いたときに行う癖をつけよう。

<ポイント>
・ 強くたたく、こするなど、頭皮を傷つけるマッサージは逆効果。優しいマッサージを心がけて

<おすすめマッサージ法>
1. リズミカルに頭皮を優しくつまむ、離すを繰り返す
2. 5本の指で生え際から頭頂部にかけて揉むようにマッサージする

3.湯シャン+シャンプー

髪や毛穴の汚れを落とすために行うシャンプー。ただ毎日シャンプーをする人種は世界的に少ないため、他国のシャンプーは基本的にかなり強力だと言える。そのため毎日使うと逆に髪を傷つける危険もあるため、できればシャンプーの使用は週に数回程度に抑えたいところ。その場合も、オーガニックなど自然成分で作られたシャンプーを使うのがお勧めだ。お湯でも80%程度の汚れは落とすことができるので、湯シャンという習慣も徐々に慣らしていこう。

<ポイント>
・ シャンプーが残らないようによく洗い流すこと。洗い残しから頭皮トラブルが起こることも多々あることを覚えておこう
・ 髪染めやパーマなど何かしら髪自体に化学的な加工を加えている場合は、それぞれの髪質に合ったものを使うこと
・ 日本で売られているブランド製品も、海外では内容成分が異なるので注意が必要

4.リンス、トリートメント、コンディショナー

リンスは、髪表面を油分でカバーし、髪のきしみを防いで手触りを良くする効果がある。トリートメントは、リンスと同じ効果があるが、さらに髪の内部にまでタンパク質成分を行き渡らせることができ、ダメージ部分に栄養を補給することができる。コンディショナーは、髪表面のコンディションを整える力がリンスよりも強く、髪に水分と栄養を与え、艶やかな潤いある髪に仕上げる効果がある。

<ポイント>
・ 頭皮につかないように毛先のみ(例えば耳から下の部分)につけること
・ 髪染めやパーマなど何かしら髪自体に化学的な加工を加えている場合は、それぞれの髪質に合ったものを使うこと
・一緒に使用する場合は、次の順番で
1. トリートメントを最初に使って、髪内部にタンパク質成分を浸透させる
2. リンスやコンディショナーで髪の表面を保護する

5.タオル・ドライ

ドライヤー前にきちんと頭皮と髪の水気を取ることで、ドライヤー時間を短縮し、髪や頭皮を乾燥から守る目的がある。髪が濡れている時は、キューティクルが傷つきやすいので、まずは頭皮からマッサージをするように優しく拭いていくこと。

<ポイント>
・ 毛先はタオルで包み込み、優しくパンパンと叩きながら水分を吸収させていく
・ タオルは乾いているものを使用するのがお勧め。体を拭く前に紙を拭くか、髪用のタオルを用意しておくようにしよう

6.洗い流さないトリートメント

ここでトリートメントをつけることにより、ドライヤーの熱から髪を守ると同時に、その熱で潤い成分を髪の奥まで浸透させることができる。また、髪の乾燥やまとまりのなさが気になる人も、ここで洗い流さないトリートメントを使って落ち着かせよう。

<ポイント>
・ 通常のトリートメントと同様に頭皮にはつけないように。耳から下の毛先につけること

7.ブロー

頭皮の雑菌が繁殖しやすい濡れた髪の状態は、ブローにて素早く乾かす必要がある。その場合も頭皮を乾かすのではなく、髪の毛だけを乾かすように意識しよう。

<ポイント>
・ 髪を持ち上げながら、頭皮に近い部分の髪から乾かし始めると良い
・ ドライヤーは振りながら広範囲に当てること
・ 最後に冷風で乾かすと、髪と頭皮の栄養分を逃さずに潤いを保つことができる

サロン・スタッフからひとこと
 海外のシャンプーが強力だと知り、日本から以前自分が使っていたシャンプーとリンスを持ってくる人がいますが、肌や頭皮はその国の気候に順応していくので、日本で合っていた製品がほかの国でも合うとは限りません。湿気の強い国で使っていた製品が乾燥している国で合うわけはないですから。そのため、その国々で自分の髪にあう製品を見つけることが必要です。分からない場合は自分がどんな髪質なのか、どんなシャンプーがお薦めなのかをヘア・サロンで聞いてみてください。

 また、頭皮も全身の皮膚の一部なので、頭皮がたるんだら顔もたるんできます。そう考えると、頭皮のマッサージや頭皮ケアもより身近なものになるのではないでしょうか。(ヘア・サロンReNCOUNTER Hideさん)


ヘア・サロン ReNCOUNTER
Tel: 0452 150 215
Facebook: www.facebook.com/rencounter

サロン・スタッフもお薦めの
オーストラリア産オーガニック・ヘア・ケア製品

ここではサロン・スタッフもお薦めのオーガニックヘア・ケア・ブランド「マイエッセンス」の製品を髪質や頭皮の状態別に紹介する。髪や頭皮のトラブルのほとんどが、ヘア・ケアや予防の仕方で防ぐことも進行を遅らせることもできるが、それには自分に合ったシャンプーやリンス選びが必要だということを覚えておこう。

ドライ・ヘアの人へ

デザート・フラワー・シャンプー

パンテノールとアボカド・オイルなどのリッチなオイルが乾燥した髪に水分を補給。さらにオーガニック・ハーブ成分がツヤとコシを生み出し、髪を内側から輝かせる。

ノーマル、オイリー・タイプ、
整髪剤を使用する人へ

レモン・マートル・シャンプ

さっぱりとしたオイルが、汚れと余分なオイルを取り除き、爽やかなレモンマートルの香りとともに髪をすっきりと洗い上げる。

 

頭皮トラブル(ふけ・かゆみ)のある人へ

クラリファイング・ヘア・リンス

オーガニック・ハーブ、アップル・ビネガー、レモン・ピール・オイル配合。アップル・ビネガーは髪に蓄積された化学成分を排除し、強くコシのある髪に。また頭皮のダメージを緩和させ健康な皮膚へと導いてくれる。

すべての髪質の人へ

シャイン・ハーバル・ヘア・コンディショナー

アボカド、プロビタミンB5が潤いを与え髪を内側から守ってくれる。オーガニック・ハーブが髪にハリとツヤを与え、アップル・ビネガーが髪のpH(酸性、中性、アルカリ性)のバランスを自然に整えてくれる。

さらにスペシャル・ケア

プロテクト・ヘア・リペアー

ドライヤー前や日差しの強い日のお出かけ前後に髪にスプレーをすると、髪を乾燥から守ってくれるヘア・リペアー。オーガニック・ローズヒップ・シード・オイルが乾燥した髪や毛先を柔らかくし、潤いを与えてくれる。

ヘア・スタイリング・ジェル

スタイリングしながら髪の健康を守り、栄養を与える新しいタイプのスタイリング剤。パンテノールが髪の潤いとつやを長持ちさせ、ローズ・ヒップ・オイルが乾燥し傷んだ毛先に潤いを与え、ツヤを取り戻してくれる。

マイエッセンスからひとこと

有害な化学成分の力を借りて髪の状態を良くするのではなく、髪に本来必要な水分・油分を保ちながらダメージを補修するというイメージを持ちましょう。そのために栄養、天然自然成分を含んだ弱酸性のヘア・ケア製品を使い、髪が本来持つツヤや美しさを引き出すことが大切です。マイエッセンスの製品は、髪や頭皮に有害な化学成分を一切使用していません。そのため赤ちゃんにも安心してご利用頂けます。すべての製品が弊社独自のオーガニック・ハーブの配合で作られているので、髪だけでなく頭皮にも必要な栄養を与え、健康な状態に戻してくれます。
(マイエッセンス 松元さん)

■マイエッセンス miessence
住所:27 Expansion St., Ashmore QLD
Tel: (07)5539-2011/050-5539-5876(日本からのご連絡)
Web: www.miessence.com Email: support@miessence.com

オーストラリアでのヘア・ケア・ポイント:強烈な紫外線&乾燥から髪を守るには?

夏に海やプールに行くと海面反射も伴い、髪に与える紫外線はかなり強力になります。さらに海で髪に塩素がついたままだと、パサつきや色落ちの原因になります。強力な紫外線を浴び続けると、髪の潤いを保つキューティクルが剥がれやすくなり、髪のパサつきやごわつきを引き起こすのです。頭皮に与える影響も強く、まず毛穴の皮脂が固まり、シャンプーだけでは取り除けない状態になります。また頭皮の日焼けは、皮膚の乾燥やただれ、そしてふけの発生にもつながります。
 紫外線から髪を守るには、UV効果のある帽子や日傘を使うなどして、ダメージを最小限に抑えましょう。紫外線をカットしつつ、ダメージ補修もできるトリートメント・タイプのヘア・ケア・アイテムなどがあれば積極的に使うようにしましょう。(一般開業医(GP)クリスさん)

自宅できる簡単ヘア・ケア

症状別に自宅でできるヘア・ケア法をご紹介。ヘアサロンに頻繁に通うのは難しい場合も、ここでご紹介するケアをそれぞれ週に1〜2回行うことでツヤ髪美人を手に入れよう!

頭皮ケア

<皮脂ケア>

日差しにより硬くなり頭皮にたまってしまった皮脂は、シャンプーではなかなか落とすことができない。その汚れを浮かして取り除きやすくするには、ホホバ・オイルがお薦め。ホホバ・オイルはアトピー治療やスキン・ケア、アンチエイジング効果もあると言われている。

準備するもの 
・ホホバ・オイル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・数滴
・綺麗なタオル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1枚

やり方
1. 乾いた髪をブラッシングして汚れを取る
2. ホハバ・オイルを頭皮に直接つけて優しくマッサージをする
3. ホット・タオルを頭に巻いて、5〜10分ほど待つ(※時間がある人のみ)
4. お湯でしっかり流し、べたつきが気になるようであればシャンプーで軽く洗い流す

<ふけケア>

ふけには2パターンあり、もともと乾燥肌でふけが出てしまう人。また、強い紫外線にあたりすぎて皮膚が荒れてしまった人がいる。そのどちらにも効果的なのは全身にも使える万能ココナッツ・オイルだ。

準備するもの 
・ ココナッツ・オイル ・・・・・・・・・・・・・・・・・数滴
・ 綺麗なタオル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1枚

やり方
※皮脂ケアとやり方は同じ。ホホバ・オイルをココナッツ・オイルに変更する

毛髪ケア

<毛先ダメージ>

カラーやパーマを繰り返し、乾燥してごわつく髪や絡み合う毛先には、ヘンプ・オイルがお薦め。抗菌性のあるヘンプ・オイルはボディー・ケア製品や、石鹸・シャンプーなどの成分としても使われている。

準備するもの 
・ヘンプ・オイル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
(髪の長さによる)
・綺麗なタオル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1枚

やり方
1. 乾いた髪をブラッシングして汚れを取る
2. ヘンプ・オイルを耳から下の毛先部分につけて馴染ませる
3. ホット・タオルで髪全体を包んで3〜5分置く
4. シャンプーで軽く洗い流す

<髪のデトックス>

シリコン系のシャンプーを使い続けていた人が、オーガニックのシャンプーを使い始める時、髪についたコーティングを一度取り除くデトックス作業を行う必要がある。そうすることで、余分なオイルと化学物質が排出され、よりオーガニック製品の効能を髪に行き渡らせることができる。

準備するもの 
・シャンプー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
・重曹 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
・クレイ(粘土)パウダー ・・・・・・・・・・・・・・・・適量
(すべて髪の長さによる)

やり方
1. 乾いた髪をブラッシングして汚れを取る
2. シャンプーと重曹を混ぜて糊状にし、髪につけて洗う
3. シャンプーとクレイ・パウダーを混ぜて、髪につけて洗う

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